「博士の愛した数式」

テーマ:

夕方から突然の豪雨。雷鳴、稲光。地下鉄の駅からJRの駅まで5分ほど歩くのですが、「バケツをひっくり返したような」という形容がぴったりな雨。いつものように居酒屋に寄り道をすることもなく、最寄駅まで通勤快速電車に乗って帰ってまいりました。そこでも雨足は弱まる様子がないので、アスファルトを打つ水飛沫が踝あたりまで跳ね返る中を、どうにか歩いて駅前のフレッシュネス・バーガーに入りました。ホットドッグとビールを頼んで、片隅のテーブルに席を取りました。「博士の愛した数式」(小川洋子著 新潮文庫)あと40頁ほど残っていたのを読み進んで読了。今年読んだ本の中で1番、読後感の良い本でした。☆5つ。(笑)


着想がすばらしいし、登場する人々に嫌な人間がいない。抑制された文章で過不足がない。近しい人の体温のような、心地よい暖かさ。また同時になんと切ない物語だろうか。話題作ということで食わず嫌いをしていた事を反省して、小川洋子さんの本を読んでみるつもりです。


引き続き「一勝九敗」(柳井正著 新潮文庫)を読み始めました。店に入って40分ほど経って、隣に席を取ったお兄ちゃんが煙草を吸い始めたのを機に店を出て、家路につくことにしました。雨も小止みになっておりました。


豚児は明日から2泊3日で奈良・京都への修学旅行です。かすがいの居なくなった家。なんとなく恐ろしいような・・・(笑)一生懸命、本を読み進めることにしましょう。再見。

AD

「一号線を北上せよ-ヴェトナム街道編-」(沢木耕太郎著 講談社文庫)読了。やや分別臭くなったものの沢木耕太郎は沢木耕太郎でした。(笑)


「・・・キャパの写真に写っている墓を見つけることができなかったばかりでなく、思いもよらない町に連れていかれ、寒さと苦しさを味わっただけで帰ってきた。バイクタクシーに四回乗り、バスに五回乗って、ただ振り出しに戻っただけだったのだ。なんと馬鹿らしいのだろう。しかし、これが旅なのだ。少なくとも、これが私の旅なのだ。私は小さく声を上げて笑い出した。」(「雨のハノイ」より)


釜山で心細く路線バスに乗って温泉街を目指したことを思い出しました。(笑)次はヴェトナムだ。商社マンA、これを読んでいたらメールをくれ。(笑)


読書の友は芋焼酎「園乃露」(植園酒造)。初めて聞く名前でしたが、例に買ってみました。5合瓶が1,000円のレギュラー酒ですが、素朴な中にも伝統的な芋焼酎の味わいがあって、好感を持ちました。ダイヤ氷が無くなったので、お湯割で頂いております。さて、眠くなったので寝ます。(笑)再見。

AD

ずぼらの虫-老年五月病-

テーマ:

10日ほど更新をさぼってしまいました。更新はともかく、コメント返しも怠ったことは反省しきりです。ゆみさん、でんでんさん、mukaponさん、ごめんなさい。

<(_ _)>

またtaayansさん、ゆみさんご心配をお掛けして申し訳ございませんでした。


体調が不良だったわけでも、PCが壊れたわけでもありません。なんとなく、PCの前に向かう気にならなかっただけです。(汗)

あえて、理由を探せばつきあいの飲み会が続いて、帰宅が若干遅かったこと。「ダ・ヴィンチ・コード」(上・中・下 角川文庫)を読み進めたこと。投資成績が不振でマイナスを見たくなかったこと。(笑)う~ん、どれもあまり理由になっていないなぁ。生来のずぼらが表面化したというのが真相でしょうか。そんな歳でもないけど五月病かなぁ。(笑)


さてさて、暫くの間、PCを離れていたお陰もあって「ダ・ヴィンチ・コード」を19日(金)に読了。20日(土)が映画の公開日だったので、どうにか目標日までに読み終わりました。って映画はまだ見ていませんが・・・(汗)


非常に面白い本でした。ただ実際のキリスト教のミステリー(聖杯伝説など)を小説仕立てで読ませるという手法が必然的に負うべき欠点かもしれませんが、結末部分が今ひとつすっきりしない。これほどのベストセラーにはならなかったかも知れませんが、ノンフィクションで読みたい題材です。☆☆☆☆かな。映画の方は、ソニー製品の不買運動にまで発展した話題作、ぜひかみさんと一緒に見にいきたいと思います。


読む本が無くなったので床屋に行ったついでに駅前の本屋で次の4冊を購入しました。

「一号線を北上せよ-ヴェトナム街道編-」(沢木耕太郎 講談社文庫)、「杯-緑の海へ-」(同 新潮社文庫)、「博士の愛した数式」(小川洋子 新潮社文庫)、「一勝九敗」(柳井正 新潮社文庫)


投資成績の報告はもう少し、心の調子が良くなってから(笑)にさせていただきます。再見。

AD

鳩オヤジ

テーマ:

円高が進んでおります。注文を出していたユーロ円、豪ドル円、NZドル円、各1万通貨の買いが約定しておりました。また中国株は馬鞍山鋼鉄(03230)と珠江船務(0560)各2,000株を売却しました。これら投資に関することは週末にまとめてご報告しようと思います。


連休中に読み始めた宮部みゆき「ぼんくら」(上・下 講談社文庫)を読了。期待したほどではなかったなぁ。☆☆(5つが最高)かなぁ。残念。でもって、駅前の本屋で「ダ・ヴィンチ・コード」(上・中・下 角川文庫)と「情熱チャンジャリータ」(ゲッツ板谷著 角川文庫)を購入。早速、同じく駅前のフレッシュネス・バーガーに入り、「カプチーノ」のレギュラーを注文して「情熱」を読み始めました。とにかく、よくこんな馬鹿話が出来るなぁという内容で、抱腹絶倒。コーヒーショップの片隅で文庫本片手に「クックックッう~」と明け方の、鳩の鳴き声のような嗚咽を洩らしつつ笑いを堪えている中年男・・・。不気味だぁ~。(笑)


これから風呂に入って読み進めます。再見。

GW明け、早く仕事をしたいなどと心にもないことを書いたせいでしょうか、身体がだるく、ことに背中と肩の筋肉痛が酷くて、6時にほうほうの体で会社を出ました。辛かったなぁ。

家に帰って夕飯を食べ、風呂に入って風邪薬を飲んで、すぐに就寝。お陰で今日は随分と楽になりました。


今日の昼休みは会社の提携施設でマッサージ40分コースを受けました。

脈拍が1分間に51だそうで、「脈が少ないですねぇ」だと。死にかけているのかなぁ。(笑)背中の骨が平べったい。要は猫背だそうです。腹筋を鍛えたほうがよろしいとのアドバイスを受けました。トホホ・・・。


でもって、夕方にはほぼ体調は戻りました。何のことはない、ただの仕事嫌いかも。(笑)


FXは円高が進んでおります。NZドルは70円割れ。ユーロ円、豪ドル円、NZドル円を各1万通貨づつ買い注文を出しました。はたして約定するか。明日はいよいよ米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表があります。どうなる風雲FX物語・・・(汗)

昨日はF・マリノス対ジェフ千葉の試合を見ながら、ビールを飲んで、そのうちに寝てしまいました。起きたのが12時過ぎ。(汗)しかたがないので、2代仁王(小橋川ツル子さん)作のビアグラスにダイヤ氷を入れて、「いいちこ」の水割りを作り、ひたすら飲んでおります。数日前のゆみさん状態か。(笑)本棚の本を漁って「詩への架橋」(岩波新書 大岡信著)を手に取りました。「いいちこ」を飲んではパラパラと飛ばし読みをして、若い頃好きだった中村稔の「夜」という詩にゆきあたりました。



夜 おまえはゆるやかにからだを揺する

おまえの肩には熟した果実のにおい

低いあえぎにたえて しなやかな軀幹をそらし

また汗ばむ髪毛(かみ)に顔を伏せ 吐息を洩らす


あわただしく腐りゆくものがあり崩れゆくものがあり

曙を待つこともなく夜が白みはじめ

ふとおまえはたちあがりたちどまり 樹木となり

枝々をさしのべ 葉ずれがわさわさとなっている・・・・・・


ああ そのあとしばらく丘陵の砂はながれやまず

烈しく風が葉を散らせ 樹皮はみるみる裸になり

夜は終りにちかく 物言わずおまえは仆(たお)れかかる


ひとりの不慮の死にちかく その埋葬にちかく

一月の天につるさがった梢があり だからこそ

ぼくたちはいだきあって眠りに堕ちる

(中村稔 「樹」より)


著作権上、問題があるかも知れませんが長々と引用しました。「あわただしく腐りゆくものがあり崩れゆくものがあり」というところが、好きなんだよなぁ。また全編に流れる「官能」が四半世紀前の恋人を得たばかりの自分には良かったかも。昔はかみさんに読んで聞かせて、かみさんも共感していたけれど、今は隣の部屋でぐうすか寝ております。(笑)


今日は趣向を変えて文学的に官能的にブログを書いてみました・・・。って、ただの引用だっていうの。(笑)

投資成績の総括 5月4日

テーマ:

GWもいよいよ今日と明日を残すばかりとなりました。米の雇用者数の増加が予想を下回ったことと米財務次官が谷垣財務大臣の「円高ドル安」への口先介入に不快感を表明したことを理由にドルが急落。112円台半ばまで下げました。日本株市場が休みで心安らかに過ごしていたのですが、為替市場はず~とやっております。(汗)FXの成績は後半でご報告いたします。



香港市場も5月5日は休みでしたので5月4日終値の報告です。



2006/5/4現在 中国株・持ち株の状況> 


銘  柄

コード

株 数

取得

@HK$

時価

@HK$

評価損益

JPY

天津創業環保

1065

30,000

2.035

1.880

-71,687

深セン高速道路

0548

2,000

3.025

3.850

20,928

馬鞍山鋼鉄

0323

2,000

2.775

2.875

-256

珠江船務

0560

2,000

1.090

1.240

1,265

中海コンテナ

2866

15,000

2.602

2.450

-35,660

合  計

-85,410



FXはユーロ円を決済して利益確定しました。今までで一番大きな儲け。嬉しい。

しかし、週末のドル急落でその利益確定額を上回る含み損・・・トホホ。


(決済)

ユーロ円 141.81 買 10,000通貨 144.01 決済 スポット22,000円 スワップ1,027円 手数料▲2,000円 決済損益 21,027円


(現在のポジション)

ドル円 114.66 買 10,000通貨 時価 112.48 スポット▲21,800円 スワップ1,830円 手数料▲2,000円 評価損益 ▲21,970円

円高ドル安の影響を受けてか、ユーロやポンドに対しても円が高くなっております。ユーロ円を買い戻したいと考えています。



では、良い週末をお過ごし下さい。再見。

(^o^)丿


マネー・ブログなのにいつも余計な事ばかり書いている羊頭狗肉ブログですが、GWを持て余して少し真面目に投資について考えてみました。きっかけは「『長期』『分散』『最適』で考える世界一シンプルな投資法」(講談社)という本です。


その本の中に「お金で何をしたいのか」という質問があって、

自分の貯蓄の目標を重要な順に書き出そう。そしてその目的別に

何年後までに達成したいか。

必要な金額はいくらか。

貯蓄済みの金額はいくらか。

を記入しよう、と書いてありました。


ちなみに私の目標は

老後資金 12年~17年後 4,800万円 内緒(笑)

教育資金 4年後 500万円 200万円(学資保険です。)

緊急資金 ?年後 500万円 内緒(笑)


①の老後資金は、勤め人なので退職金もあり、個人的に養老保険の積み立てもしているので、退職する頃までにはどうにか貯めることが出来そうです。目標金額は月20万円×12ヶ月×20年と考えました。年金が65歳から月25万円受給でき、自分が85歳まで生きると仮定しての計算です。月45万円あれば老夫婦2人どうにかなるでしょう。ならないかな?私が死んだ後のかみさんの生活資金は生命保険で乗り切るよう遺言するつもりです。(いい加減やな。(笑))


②の教育資金は今のままでは必要ないかも知れません。(苦笑)一応、私立文系で自宅通学を想定しました。本音を言えば、大学まで行ったら自分で学資くらい稼げと言いたいところですが、たぶん無理だろうなぁ。(笑)


③の緊急資金は病気やリストラの場合の生活資金ということのようです。私は医療保険は掛け捨て型の共済で60歳まで保障されるものに加入しています。終身型医療保険が人気ですが、掛け金が高いので、終身型と掛け捨て型の差額を貯蓄することで、60歳以降の入院費用は担保しようという考えです。日額5,000円で180日限度のタイプだと入院保険金の1入院あたりの限度額は90万円ですが、終身型と掛け捨て型の保険料の差は90万円以上です。もちろん、何度も入院することもあるでしょうが、そもそも全てのリスクを保険で賄うのは無理な話で、保険と貯蓄とを上手に使いながらリスクに備えるのが良いと思います。ちなみに保険は入院の時にしか使えませんが貯金は他の緊急時にも使えますからね。(笑)


現在、③は郵便貯金、②は生命保険、①は主に株式投資で貯蓄、運用しています。先日、商社マンAとしゃぶしゃぶを食いながら話したのですが、老後資金の貯蓄に限ればノーロードのインデックス・ファンドやインデックス型ETFの購入も検討すべきだと思います。しかし、自惚れが強いから個別銘柄を買うんですよねぇ。反省。(笑)

人生の「間」について考える

テーマ:

GWです。何かしらブログをアップしようと思うのですが、特に書く事もない。(笑)なので、ごろ寝をしながら考えたことを古い記事に手を加えながら書いて、お茶を濁すことにしました。(汗)


一昨年の4月に石垣島、竹富島、小浜島、沖縄本島へ10日間の一人旅をしました。

勤めている会社は30歳、40歳、50歳の時に10日のリフレッシュ休暇(有効期限5年)をくれるのですが、期限切れぎりぎりに漸く休暇を取った次第です。ちなみに30歳の時のリフレッシュ休暇は家族でハワイに行きました。航空券、宿、現地の観光も自分で手配したので、結構しんどかったけれど、別の意味で楽しい旅でした。


話が横道に逸れました。沖縄旅行は本当に心癒される旅でした。特に竹富島が良かった。
ちょうど1年に一度、潮が大きく引く大潮の日ということで、島の小学生や大人の人たちが浜に集まってモズク取りをするんですよね。青く、高い空のもと、海がきれいで時間がとても長く感じられました。
夕方は岬の突端に観光客や地元の子供たちが集まって、夕日が海に落ちていくの、ただただ見ているんですね。雲がそれこそ薔薇色に染まって、一生忘れられない光景です。


竹富島

沖縄本島は今まで行った事のなかった北部に行きました。辺土名というところの海岸で、波の打ち寄せるのを砂浜に座って、ずーと見つめていました。その時、思ったのは世界中のありとあらゆる海岸で波は、あきることもなく気の遠くなるような昔から、気の遠くなるような未来まで、打ち寄せては引き、また打ち寄せているのだなぁ、と思いました。自分という存在が、ひどくちっぽけに思えましたね。

沈む夕日を見るにせよ、打ち寄せる波を見つめるにせよ、一番の贅沢は時間を無駄に使うことだと思いました。(笑)よくよく考えてみると、そうした時間というのは無駄にみえて、無駄ではないのかもしれません。絵画の余白であり、音楽の間であり、「無」があるからこそ「実体」である絵や音が生きてくるということがあると思います。ここまで考えて「リフレッシュ休暇」が会社生活の「間」として与えられた休暇であることに思い至りました。なるほど。やるなぁ、社長。(笑)