息も絶え絶えの金魚、今日も帰宅時にはドキドキしましたが、まだ生きていてくれました。私は、この時間では初めて、エサをあげてみました。この子が私の姿を見て、急に口をパクパクさせて泳ぎ出したからです。時間もわからなくなったようです。ハートちゃんも一緒に、エサを食べてくれました。

私か安心して自分の椅子に戻ると、不穏な気配を感じました。ふとそのときに感じた視線の方向を見てみると、別の水槽にいる元気な2匹の金魚たちが、私に何かを訴えています。私がスマホのカメラを向けても、動じることはありませんでした。
金魚の口パクに、アフレコで勝手に言葉を入れてみました。完全なる空想です。金魚には思考力はなく、本能で動いているだけですので。意外と、ウチの金魚だけは頭が良くなって、考えることができるようになったのかも?そんなわけないか…
 

あんたはさ、最近あっちの水槽ばかり気にしていて、こっちをずいぶん粗末に扱ってるよな。
今、あっちに特別にエサをやってたけど、こっちに何もないというのは差別なんじゃないか。
ちゃんと飼い主の責任果たせよ。我々は、こんなに狭いところにずっと閉じ込められているんだからさ。
などと勝手に彼らの気持ちを想像して、文にしてみました。遠くの水槽では、あの子が頭から落下して動かなくなってました。でも、えらや口はゆったりと動き続けています。