午後になってから、出発が少し遅れてしまいましたが実家に行き、その後は帰宅して車を置いて「土夜セッション」に行ってきました。GWだからかもしれませんが、比較的気持ちはリラックスしていました。
ただし、ピアノを演奏することに関しては、気が重いというかプレッシャーも感じていて、ベースやドラムで参加ということにして逃げてしまおうかとも一瞬考えましたが、いやそれではいかん、と心を鬼にして?いや、自らの心を奮い立たせて、受付の用紙にピアノと書き込みました。

ベースの佐久間さん、お元気だなあ。私も頑張ろうという勇気をいただくことができ、感謝しています。
今回このセッションに行こうと考えた理由は、自分自身のピアノ演奏の劣化の程度を確認したいということもありました。29日のイベントの際には、青木さんのオリジナルの1曲だけピアノを弾いたのですが、何度もテンポ感や拍がわからなくなりました。竹内さんのギターを聞いて何とか合わせることができたというような状況でしたので、きっと一人では演奏ができませんでしたね。たけちゃん、ありがとう。
私がピアノを弾く唯一のバンド「純-kiito-」用に、私のアレンジ譜面を新旧合わせて3曲分用意をしていたのですが、私がその譜面を家に忘れて事前に打合せができなかったことや時間が押していたこともあって、出番をキャンセルしてしまいました。譜面を忘れても、すぐにできるジャズスタンダード曲を2曲程度やってお茶を濁そうかと考えていたのですが、急に自信が無くなってしまいました。
私が土夜に行く目的の中には、生井さんなどレベルの高い参加者の皆さんの演奏を聴いて癒されたいということもありますから、自分が演奏しなくたっていいんですが、ピアノの客は私一人だけだったので(え〜?)、必然的にホストピアノの方と交代で演奏するような流れになりました。
自称「呼び出し」役の奈良さんが、「ピアノはまんぼうさん!」と声を発すると、いよいよ私の出番です。奈良さんのコントロール、前よりもすごくレベルアップしていて、タイミングなども心地よかったです。思いやりも感じて、お人柄が素晴らしいですね。ご配慮、とても助かりました。さすがですね。ありがたいです。
1曲目に、私が事前に仕込んできた(ちょっとだけど練習してきた)曲を演奏することができたので、いわゆる緊張感は大分解消しました。ガーシュインの「ア・フォギー・デイ」です。私は、バスに乗車する時間の関係で遅れて到着したのですが、聞いたところによると、同じ曲をハウスバンドが既にやっていたそうで、被ってしまいました。すみません。
心に霧がかかったような日々を送っている今の私には、まさに打ってつけの曲です。フォギーの意味を調べるとよくわかります。
2曲目に他の参加者の方のオーダーで演奏したのが「酒とバラの日々(邦題)」で、こちらもやり慣れた曲だったので一気に緊張が解けました。ありがたかったです。
その他にも何曲か演奏させていただきましたが、今回ピアノ演奏をしてみて感じたことを記録しておきます。ただ、今回の演奏では、昔ほどではなくてもまだまだ現役で頑張ることができるかもしれないという感触を得ました。引退しなくても大丈夫かもしれません。
・鍵盤のミスタッチや音の外しは、前よりもかなり多くなった。音が濁ってしまう。
・自分が弾いているつもりの音と実際に聞こえてくる音が違っているので、苛々してしまう。
・コードネームを見ても音が頭の中に鳴らないことが増えた(前は音が聞こえていた)
・初見で譜面を読むことが以前よりもできなくなったので、突然の演奏には対応できなくなっている。
・昔に演奏したことのある曲は、なぜかよく覚えていて、思考と演奏がマッチしてスムーズに弾くことができる。老人のパターンですね笑
演奏後、指がかなり痛くなっています。明日になったらもっと痛くなっているかもしれないので、その状況をまた記録します。
(注)この記事は、帰り道に長時間バスを待っているときに書き始め、バスの中や帰宅後も書いていたのですが寝落ちしてしまい、4日の朝に仕上げて投稿しました。投稿日は、3日のままになっています。
指、かなり痛いです。詳細は後ほどに。

ベースの佐久間さん、お元気だなあ。私も頑張ろうという勇気をいただくことができ、感謝しています。