昔ながらのインスタント・ラーメンとして売られているこの袋麺、これまでにも何度か記事にしちゃっていますが、実際に作ってみた画像は紹介していませんでした。制作過程の画像を、やっと掲載します。今日も、病院から戻って食べた昼飯は、この袋麺でした。
40数年前の復刻版だと謳うこのラーメン、それが真実だとすると昭和ブームの今の時代にぴったりです。それが真実かどうか、どうやって検証すればいいのかは、何とも言えません。
ま、どうでもいいことですね。そういったどうでもいいことにこだわって深く掘り下げようとしてしまう、私のアホらしさを理解して喜んでくださる読者の方がいてくださるので、とてもありがたいことだと感じてします。ただ、乾麺の茹で汁を使うかどうかまで指示してくる製品がそんな昔にあったのかな、という疑念は抱いています。どうせ誰もわからないだろうからと、適当に歴史を作っている可能性もあります。今度調べてみたいと考えていますが、誰か記憶の中にそういった経験があった方は、ご連絡くださいね。
ま、どうでもいいことですね笑

この用具を、乾麺で使うことになるとは、予想もしていませんでした。

粉末スープを熱湯で溶くと、確かに美味しそうな色になりました。ここに茹で汁を入れると、濁ってしまうのかもしれません。

よくお湯を切った麺を投入して、コショウを振ったところです。大昔に私が大好きだった、秋葉原の屋台ラーメン「いすゞ」を思い出します。
澄んだスープが麺によく絡み、美味しかったです。

こちらは、検証のために、火を止める直前に茹で汁に直接粉末スープを入れてみたところです。乾麺は同じものを使っているはずなので、醤油味の乾麺にだけ害のある成分が入っているというようなことも無さそうです。害があるかもしれないからお湯を捨てろ、だったら怖いですから。

こうして作って比べてみると、確かに茹で汁の白い何か?がスープを濁らせてしまい、違うラーメンのように見えます。しかし、普通の袋ラーメンの醤油味とは、こういうものですよね。手間をかけずに食べることをとるのか、濁りのないスープで食べるために手間を惜しまないのか、そういう究極の選択になるのかもしれません。皆さんの思い描くインスタント乾麺は、どちらでしょうか。
味なんですが、予想通り、茹で汁を使わないで作った方が美味しかったです。きっと茹で汁を使わない前提で醤油味の粉スープの味付け研究がされているのでしょう。私もいつも言っているように、メーカーが指示しているレシピ通りに作るのが一番美味しいのかもしれません。
ちょっと研究に勢いがついてきたので、今度はチャルメラとか出前一丁とかサッポロ一番とか、そういった定番袋麺においても、茹で汁を使った方が美味しいのか、それともスープは別のお湯で作って後で麺を投入した方がいいのか、研究を重ねていきたいと思います。