お金が無い!と叫んでいる私が、またもやコンパクトなデジタルミキサーを購入してしまいました。しかも、カード1回払いで。

こんなことをしていたら、支払いが大変なことになります。前にカード払いで購入したキーボード代も、まだ引き落とされていません。最近は、毎月自由に使える金額の限度をはるかに超えた買い物をしています。
ミキサーの修理は完了したのですから、本来はそれを使えばよろしい。しかし、安定した動作が期待できてコンパクトなミキサーがあることを知ってしまったので、迷いましたが結局は買うことにしました。32ビットの高性能デジタルミキサーです。
いったいいくつミキサーを持ってんだよ、という声も聞こえてきそうですが、発掘されていないものも含めれば、大小合わせてかなりの数のミキサーを持っています。MTR等も含めれば、とんでもない数になりそうです。このブログの過去記事によって確認するだけでも、きっと相当の数ですね。今度、真剣にミキサーの数を確認してみます。役職定年した後になるとは思いますが、このブログの記事もバラエティに富みすぎてすごいことになりそうです。
この新しいミキサーは、早速19日のライブ出演から使い始めます。キーボードの音をまとめて、PAに送るという用途です。
 

かなりコンパクトです。過大入力にに対しても音が割れにくいという特徴がありますが、逆にインプットが小さくてもノイズが出ないという利点もあります。デジタルのため、S/N比がすごく低いからです。そのため、最適なインプット音量を決めるためのゲイン・コントロールがありません。ライブに向いていますが、送った先のPAミキサーがアナログだと、結果としてこのミキサーの良さが生かされません。しかし、もし外音が割れていた場合は、こちらが原因ではないとはっきりと主張できるので、そういう意味では助かるのかなと。


こんな感じの箱に入っていました。映像の配信にも使えるようなので、それも購入を決めた理由のひとつになりました。


フタを開けたら、そこに「MAKE IT YOUR MIX」の文字が。洒落た演出ですね。この箱を捨てるのをやめました。


これは、頭にきていること。貼ってあるシールが、斜めになっています。私の手で貼り直したかったのですが、剥がして貼りなおすと、きっともっと汚くなるのでやめました。作業員が32ビットであることに誇りをもって貼っているとは思えず、生産ラインのバイト生かパート従業員が適当に作業しているのかもしれません。このメーカーの製品には、これまでもこういうことが多かった記憶があります。

こちらは、更に整備をして完全復活したミキサー。音はなかなか良いのですが、電源のケーブルが切れそうなので、持ち運んで使うことはしないことにしました。それも、デジタルミキサーを購入した理由のひとつとなりました。なんだかんだと理由を付けて、購入したことを正当化しようとしている自分が恥ずかしいです。
 
このラックミキサーは、チャンネルごとの不調ではなくて、メイン出力からノイズを発しているため、一応そこに潤滑剤をかましてみましたが、完全に故障です。基盤の回路のエラーだとすれば、楽器屋に出してももう修理は不可能です。というか、新しいものを買ったほうがいいでしょう。あ、買いませんのであしからず。実は、ラックタイプも買いたいとは思っているのですが、もうこれ以上の出費は無理です。


潤滑剤、もう一つ発掘されたので、4兄弟になりました。スライド接点用の接点復活剤です。この4男のおかげで、TAPCOのミキサーの最後のチャンネルも完全に復活しました。