今日は、重要な手術前検査の日だった。それなのに、朝から仕事に行き、諸々の対応をしてから職場を出た。その後、仕事の都合で別の機関に顔を出し、そこから病院に早めに入った。本来ならば、仕事を休んで検査に集中したいところだが、そうもできないところが不運である。

本当は全ての項目の検査が午後からの予定だったが、メインの造影剤CT検査以外は、午前中にすることができた。その分、昼の待ち時間が長くなってしまったが、早め早めの行動が私の心の余裕となってくれるため、これでいいのだ(バカボンのパパのように読んでください。)
しかし、最初の採血で悲劇発生。これは明らかな医療事故なので、記憶を記録に残しておく。
インターンらしい若いあんちゃんが、見事に?私の採血を失敗した。最初から嫌な予感はしてたが、血管が見つからないから細い針を使うとか、血管を探す電子機器を使い始めるとか言っている。そういった所作を見て不安になった私は、救いを求めるように他の人を求めて採血室内を見回した。ところが、手が空いていそうな人は数人いたが技師なのか事務員なのかわからないし、私がキョロキョロしていても誰も近付いて来ないから、仕方なく彼に委ねるしかなかった。
恐れを抱いた私は、他の検査の時にはいつもここに刺してますよと何度か説明したが無駄で、彼は、電子機器でピピピと鳴る場所?発光ダイオードの色が変わる場所?を探し続けていた。
彼が意を決して針を皮膚に刺した場所は、空振りだったようで、なかなか血が出てこない。鋭い痛みと違和感が私を苦しめた。ここでやっと先輩らしき技師がやってきて交代し、更にグッと深く刺してぐりぐりとやって、やっと血液を取ることができた。若いあんちゃんは、その様子を側でじっと見ていたので、やはりインターン生だったのか。
かなり昔、人間ドッグのときに同じ失敗をされたことがあり、これって結局は肉を切り裂いて奥に針を差し込むため、内出血を起こすことになる。この昔の経験では、痺れが数日取れずに困った記憶もある。
技師からは、痛くありませんか、と何度も聞かれたが、痛いですがまあ我慢できますと答えたら、そうですか、もう少しですから、との返答あり。あ、ベテランらしき人の方ね。この対応も何だかよくわからん。痛いかどうかを質問する目的は何だって〜の!
頸動脈エコー検査の技師も何だか暗い感じの話し方だったし、心電図検査&AVI検査の担当技師も、私への指示が何を言ってんだかよくわからない感じのボソボソした話し方で、何だか覇気のない病院だと思ってしまった。
肝心要の造影剤CT検査だが、やはり若い二人の組み合わせで、あんちゃんとあんちゃんだが、片方はやはりインターン生のようだった。片方が心電図測定装置の吸盤?を私の胸に貼ろうとしたときに、もう片方の先輩?らしい側が、おいクリーム塗ったかと言い、その答えが「あ、忘れてました」だったので、不安感は高まった。
午後に行ったメインの検査がこれでは、先が思いやられるわい。
極めつきは、私の担当主治医がまたもや変わったということで、若いねーちゃんで頼りになるかどうか微妙。今日だけのピンチヒッターではなさそうだ。私の担当医だった若いにーちゃん医師は、事務の人もこの新しい先生も、そのS先生はもう来ないので、というような言い方をする。医師の配置の仕組みがよくわからないので、この病院に来なくなっただけなのか、それとも辞めたのか、私の担当を外れただけなのか等、何も事情が知らされることはなかった。
新しい先生は淡々と話を進めていったが、入院期間が突然4泊5日と言われて、私は思わず耳を疑った。かなり間はあいてしまったが、前にS先生の診察を受けた際には、手術の前日に詳しい説明をしてそのまま入院、翌日の手術後には昨日退院または状況によって翌日まで入院、と言われていたからである。あるいは、何も言わないから私が勝手にそう思い込んでいたのかもしれないが、とにかく2泊3日の簡単な手術であるかのような雰囲気でS先生は語っていた記憶がある。
以前の記事にも書いたが、前の主治医は、アブレーション手術をした方がよいと私に勧めた医師から主治医を引き継いだものの、なんだか熱心さに欠ける気がして、患者の私からすると一種の違和感を感じていた。だから、今回の主治医の交代は、それならそれでよい。
新しい担当医の見解は違っていた。というか、普通の感覚であった。今回の検査結果を受けて、明確に今回の手術が必要であることを伝えてくれた。すぐに退院するのは術後の万が一のことを考えると危険だとも言ってくれた。誰かを信じなければ、手術で生き抜くことはできない。私は、この新しい担当医を信じて、全てを任せるしかないのである。
 
なんと、病院から向かった先は、宿泊を伴う出張先である。やむを得ないこととは言え、こんなにも自分の体によくないことをしているという現実に愕然とする。しかも、今日から薬をストップして、徐々に苦しくなってきますよと医師から言われているにも関わらずである。


医療ミスの場所、ついに内出血をしてきた。血液サラサラ薬を飲んでいるので、今後もっとひどくなることが予想できる。痛みもしびれもある。前に同じことがあった際には、2,3日で収まったが今回はどうだろう。ライブも近いのに、全く困ったものである。