我が家の4匹の金魚たち、長生きしていてそれなりに元気に過ごしています。
そのうちの1匹が、急に元気を失いました。出勤前に餌をやるのが私の日課ですが、上に浮いてくることができなかったので、かなり深刻な状況なんだということはすぐにわかりました。
以前にも別の子が動かなくなったと記事にしたことがありましたが、今回はもっと深刻です。この子がもし死んでしまったら、これから手術を受ける私は精神的なダメージを受け、更に健康面のマイナス要因となることは間違いありません。

この子のエラや口の動きを観察すると、呼吸をするまでの間隔がすごく長くて、就寝時に息が長時間止まっている無呼吸症候群の私のような状況です。寒いからとか、水が冷たいからというような状況ではないことは、長年の飼育経験から容易にわかります。

元気なもう一匹の金魚が、時々様子を見に来ます。なぜか「おーい大丈夫か〜」と声をかけているかのように見えるから、不思議です。

かと思うと、すぐに去っていくのですが、気にしていることは間違いないようです。

この子たちが狭い水槽しか知らないまま死んでしまうことは、何だかかわいそうな気がして罪悪感を覚えます。
弱っていても、生きている間にこの画像のような広い場所に放してあげる方がいいのか、それとも安全な水槽の中で穏やかに息を引き取った方がいいのか、今思い悩んでいます。金魚たちにとってはどちらが幸せなのでしょうか。慣れない場所に突然放流されても、他の金魚と違って用心深くない彼らは、あっという間にカラスの餌食になってしまうかもしれません。小さい頃からずっと私に飼われていて、水槽の世界が全てである彼らの今後の生き方について、今後どうしてあげるべきなのでしょうか。