このやり方なら、何とかなるかもしれません。短時間で、カレーが8食分あっという間に作ることができます。それを冷凍保存しておいて、客から注文が入ったらレンチンして解凍し、同じくレンチンしたパックご飯との組み合わせで提供するのです。
見通しは暗いかもしれませんが、夢としてスタジオまんぼうホールを造りたいという思いが頭から消えません。ホールじゃなくてもいい、今流行している「タイニー・デスク・コンサート」ができればいいじゃないかと考えたら、少し現実味を帯びてきた気がしています。私の希望は、飲食の提供ができるということでもあるので、今回実験的にこのカレーを作ってみました。

このカレー、少し前の23日の記事で紹介した、賞味期限が間近すぎて99円で売っていた箱カレーです。8食分で99円なら、1食12円弱、必要な挽肉は8食分600gで約830円強だったので、1食84円弱程度。原価1食100円以内で収まることになります。この画像の挽肉は1パック分です。下のデミソースまで作るとなると、更に挽肉を買わなくてはならないのです。あれ?なぜデミソースがここに・・・買ってしまいましたとさ。

実験なので、できるだけレシピ通りに作ってみましょう。説明書きには、合挽き肉を用意とありますが、キーマカレーに牛肉は合わないと感じているので、豚だけの挽肉にしました。

レシピに書いてある通り、油も引かずに挽肉を炒めます。

指定の時間じっくりと炒めたら、指定の分量の水を加え、指定の時間煮立たせます。

1度火を止めてからカレールウを入れ、よく溶かします。ここは、意外と時間がかかりました。

再び火を入れ、指定の時間煮込みます。

とろみが出るまで2分とありましたが、私は、自分が納得するとろみにするまで3分かかりました。これは、レシピ通りにしなかった唯一のところです。

4皿分ずつ2度の作業で、8皿分完成です。途中の手間も含めて、30分近くかかりましたが、それでも早いですね。

ラップをかけて、冷まします。冷蔵庫には入れませんでした。成分が分離するような予感がしたからです。

冷めた後に、1食分ずつラップにくるんで、冷凍庫に入れました。食べる直前に、ラップしたまま電子レンジで解凍できます。ちなみに、ジップロックに入れた場合はこのまま解凍はできないので、器に移してから加熱ということになります。