残念ながらテナーサックスの方です。アートサロンライブの後、すぐにリペアに出しました。知り合いの楽器屋が優れたリペアマンを紹介してくださるので、いつも幸せを感じます。明日は気の重い病院日なので、その前日に、愛用しているテナーサックスが修理から戻ってきたことは、少しだけ明るいニュースでした。
リペアされたことが残念なのではありませんので、文がおかしかったですね。タイトルを見て別件で一瞬喜んでくれた方、申し訳ありません。そちらは未解決のままです。連絡取れていません。
戻ってきたテナーサックス、早速演奏してみたら、すごくいいんです。前には、同じ場所のキーアクションで必ずうまく音が出なかったのが、スムーズに音が出ました。すごく前に入手した際に、大修理をお願いして大金を支払った楽器なので、愛着があります。今回は、見事に蘇ってよかったです。
今回は発掘したわけではありませんが、カテゴリーを久しぶりに「銘器(迷器?)発掘」にしてみました。そのくらい、このテナーサックスは価値のある楽器です。ボロボロな状態で手に入れたものを何度か修理に出し、ここまで何とか維持してきました。
届けに来た楽器屋に確認したら、調整と一部修理をしたと言っていましたが、こんなにも良くなるものなのですね。私はこれまで、このK楽器店には、管楽器だけではなくベースやギターも含めてかなりの数の楽器の修理を依頼しました。信頼は高まるばかりです。今も、あと1台ほど、太宰さんのヤマハのアルトサックスを修理に出しています。又貸しで人にレンタルしたら、調子が悪いことが判明してたった2日で戻ってきたといういわくつきの楽器です。
その際には、お困りのようだったので、私の手元にまだあった、太宰さんのセルマーを代わりにレンタルしました。その人は、2台ある楽器から選ぶとき、最初は自らヤマハの方がいいと言って持っていったのですが、きっと考えていたものと違ったのでしょう。私の手元にあるはずのヤマハのアルトサックスだと勘違いをして、それを入手したかったのだろうと、今では予想がつきます。そのときは、私のアルトサックスはアートサロンライブに向けてリペア調整に出していて、彼にとっては残念ながら私の手元になかったのです。
そこで、太宰さんに協力を依頼しました。私は、つくづく「お人よし男君」なのですね。よく言われます。その経緯は、一部の内容をこのブログ上でもいくつかの記事として紹介しているので、ご記憶の方もいることでしょう。レンタル代がレトルトカレーだった話です。再回収した太宰さんのヤマハのサックスは、修理に時間がかかっているので、リペアマンもいろいろとやることがあるのでしょうね。私が責任を感じて、回収後すぐに修理を依頼しました。
戻ってきたテナーサックスはすごく絶好調なので、このリペア直後の今の状態で、アートサロンのライブをやりたかったです。急に引っ張り出して久しぶりに使ったので、見通しが甘すぎました。本当は、演奏曲の音域のこともあり、リペアから戻ってきたばかりのアルトサックスを使いたかったのですが、その楽器をセルマーと引き換えにその人にレンタルしたらその後は音信不通になり、一時的な回収もできず、演奏は実現しませんでした。アートサロンライブを目指してリペア調整に出していたので、とても残念でした。
ちなみに、キーボードやミキサー等の修理は、いつもS楽器に出しています。こちらにも、古くからの付き合いである馴染みの店員さんがいるのです。修理だけではなく、これまでも様々な楽器やその周辺機器を購入してきました。レコーディング用の機材も無数に購入しました。今までに購入した音楽関連の機器について、総額の概算を、死ぬまでには計算してみようかなと考えています。そもそも、あと何年生きていられるのでしょうか。早く計算をやってみたほうがいいですか。定年後まで待ってください。長生きをしたいのです。
音楽活動をするためには、やはり信頼できる業者との信頼関係も大切です。一流のミュージシャンなら誰でも、そういったスタッフ的な関わりのある、親しい間柄の営業マンやリペアマンの知り合いがいることでしょう。リペアマンが音信不通になったというその人は、本当にお気の毒ですね。音信不通になって困ったはずの人が、別の人に対して自分から同じように音信不通になるというようなことはあってはならないことで、負のスパイラルはどこかで断ち切りたいものです。音信不通が続けば続くほど、相手の怒りは増大するものですからね。その逆に、たったひとつの連絡で、全てが解決することもあります。
私は一流ではありませんが、そういった楽器業者との関わりという意味では、長い間ずっと恵まれています。楽器店関係の友人も含めて、多くの名前が思い出されます。そういえば、楽器店の営業マンを介して知り合った友人も数多くいます。末永さんもそうだし、太宰さんご夫婦もそうでしたね。末永さんは、楽器店で偶然出会って紹介されました。藪野さんも、楽器店で知り合ったギタリストの友人を通して知り合いました。他にも、多くの人とのご縁が、今の私には財産として残されています。「信」を失えば、そういった大切なご縁を一瞬で失うこともあるのだということを肝に深く命じて、精進していきます。「信頼」と「感謝」は、人と人の絆をつなぐ上で欠かすことができないものだからです。「信じてくれている人を決して裏切らない」ということが、人生の成功のために必要です。
「ご縁は続くよいつまでも♪」
