実家の庭の手入れをしてきた。今年4度目の作業だ。1か月前から計画していたが、雨や強風で延期となっていたので、やっと実現できた。いやいや~朝の8時に用具を準備してから自宅を出て、作業を終えて片付けをして自宅に帰ったのは14時過ぎ。かなり疲れた。

今回は、草刈りだけではなく、樹木の剪定もした。年老いて認知症の父は、あれこれと注文をつけてくるのでやりづらいが、できるだけその意向に沿うようにと事前に研究はした。
何が難しいかと言うと、刈り込んで形を整えることが思い通りにいかない。プロの人のようにはいかないが、一生懸命はやった。縦に伸びる枝は切る、若芽や木の実は刈り取る、下枝も切る、幹から生えている細い枝や葉は完全に取り除く、等の作業はしっかりと行った。来ないでくれ、任せてくれと言ったのに、父は外に出てきて、道路に立ち腕組みをしながら私の作業に文句を言う。特にソテツには思入れがあるようで、いろいろと言ってくる。父に、私は植木屋じゃなくて、息子ですよと伝えると、あ、そうか、と我に帰るようだ。何度かそういう場面があった。息子と認識した後には、後で自分が仕上げるから、適当にやっておいてくれと言うが、彼はすぐに忘れてしまいやるわけがないので、私なりに仕上げまでやっておくしかない。忘れたままならいいのに、時々思い出して何度も言ってくるので、もうやりましたよ、見てください、と言えるようにしておかなくてはならない。彼が自分が言ったことを忘れずに実際に作業をされても危険だから、忘れたままでいてほしい。
少し離れないと形がわからないという理由からなのか、路上で立って見ているから、通る車に接触しそうになって危険だったので、部屋に入ってくれと何度かお願いをしたら、やっと入ってくれたので、再び作業を続けた。こういうことが続き、作業効率は真に悪い。
添付した1枚目の画像は、まだ剪定作業途中の様子。何だかうまくいってない。
年老いて認知症の母は、裏庭の雑草が気になって、私が作業をしていると室内用のサンダルのまま外に出てきてしまう。何度も入ってくれと頼み、連れ戻してサンダルの裏側を雑巾で拭いて再び履かせて部屋に入れて、私は作業を続ける。彼女は一度家の外に出てしまうと、一人でドアを開けて室内に入ることができないのだ。開け方がわからないようなのだ。
刈払い機で草を刈るだけではなく、細かいところまで草を抜きたかったのだが、昼を過ぎてしまい、もはやその気力なし。中途半端なまま、今回は終了となってしまった。日差しも厳しくなっていたし、体調もかなり悪化してしまった。
刈り取った草や剪定した枝葉は、15袋になった。2枚目の画像では12袋だが、ドアの向こうや壁の隙間にもある。実家の地域は明日の月曜日が刈枝刈草のごみを出すことができる日なので、今回出さないとしばらく置きっ放しになってしまう。この機会は2週間に一度なのだ。朝の4時半頃に出向いてゴミ出しをしてから自宅に戻り、いつも通りに5時半に家を出て出勤するつもりだ。
父が、作業代として若干のお金をくれたので、帰ってからネタが回転していない回転寿司屋に行き、ストレス発散とばかりに寿司を食べまくってしまった。すごく腹もすいていたが、それにしても食べ過ぎた。小さい皿は、ガリである。何だかすっぱいものも食べたい感じだった。寿司屋を出た直後にこの記事を書き始めたが、今のところ夕飯を食べようという気は全くない。食べ過ぎて、また体調が悪くなってしまった。
3枚目の画像のとおりである。アホすぎる自分が情けない。