今日は節分。いろいろとあって、仕事からの帰りが遅くなってしまった。そんな時は、仕事帰りにいつも行く某スーパーに寄る。そして、惣菜を買って夕食とする。
夕食を作る時間がなかなか取れないことも理由のひとつだが、私がこの生活を長年続けている大きな目的がある。
遅い時間に入店すると、大幅に値引きされていることもありがたいが、私の真のねらいは、少しでも食品ロスの軽減に貢献したいというものだ。
あとは、スーパーのお惣菜は、店内で仕入れた食材で作られているので、本来は廃棄されるような期限ぎりぎりの食材も使用しているとのことで、これもロスの低減に貢献しているということになる。デパ地下で売っているような高級で高価なお惣菜もたまにはいいが、ダブルロスレス効果のスーパーによる自社調理の総菜もいいものだ。
そういった理由により、消費期限がその日のうち、という品をせっせと選んでは購入して、食している。
今日は、閉店30分前というかなり遅い時間の到着となったので、コーナーには人だかりができていた。
私もその中に入り込んで、食事のバランスも考えながら(笑)何品か小さめなものを選び、買い物カゴに入れた。何度も値札が重ねられた、半額の品を積極的に選ぶ。売れ残って廃棄されることが心配なものには積極的に半額と貼ると聞いたことがあるからだ。
半額と書かれていても、以前よりもかなり値付けが高い。同じ商品を買い続けているからこそわかることで、お惣菜にも値上げの大波が来ていることがわかる。
私は恵方巻を滅多に購入しない人だが、今日はハーフサイズのものを2種類買ってしまった。閉店30分前にまだ山積みになっていて、これは間違いなく大量に売れ残るだろうとわかったので、少しでもロスを減らしたいと考えた。
触らぬ神に祟りなし・・・方角を向いてパクっと食べきるなどというギミックは行わずに、普通に輪切りにして、美味しくいただいた。
以前に、一気に食べきることができなかった年に、仕事で苦労がありすぎたことがあり、それ以来恵方巻の言い伝えを無視している。あれ?これって結局迷信を信じているってことになるのかな?
節分に豆まきをするという習慣が無い私だが、福豆が大量に山積みになっていたので、気の毒に感じて、笑っている鬼の製品を買ってしまった。こちらの商品の消費期限は数か月残されていたが、こんなに節分をアピールしていれば、明日以降は売られることは無いであろう。
ま、中身はピュアな煎り大豆なので、残った大量の豆は何かの総菜に活用されるのかもしれない。煮物とか、茹でてサラダに入れるとか、様々な使用方法があることだろう。それらの製品を発見したら、買うことにしよう。
私は、豆を投げることもせず、福ももちろんだが一見鬼に見えても心の美しい鬼はどうぞいらっしゃい、などとアホなことを考えながら、ビールのおつまみとして豆をむしゃむしゃといただいた。この時期に食べることができる煎り大豆は、塩も含めて味付けも何もされていないピュアな豆なので、とても好きである。
今回は、ついいろいろと買いすぎてしまい、お腹パンパンである。遅い時間から眠りにつくまでの数時間ではあるが、ビールやチューハイを飲みながら、お惣菜をのんびりといただく。金曜日の夜は、気持ちも身体も一番リラックスできる、大切な時間である。ちなみに、私は日曜日の夜はあまり好きではない。翌日からのことを考えると気分が落ち込み、リラックスどころではないからだ。
4代かけて長年続いた私のブログや掲示板では、度々このような記事を出していたので、古くからの読者の方は私のこのようなライフスタイルをご存知だとは思うが、新しい読者の方も多くなっているようなので、改めて紹介することにした。
最近は「手前取り(てまえどり)」というトレンドもあるようだが、それについても、私は何十年も前から心がけていることである。大昔のブログのエッセイで、そのようなことを書いたことがあった。そのうちに、昔の記事も掘り起こして、皆様に紹介したいと考えている。