また本を借りてきた。

自宅から結構遠い本館から取り寄せて貰った蔵書だ。

 

実はこの本を借りる予定は全くなかった。

スマホを使って慌てて予約をしたので 林芙美子の作品と勘違いしてしまったのだ。

 

 

間違って予約したので結構ですとも言えず借りてきたが、 林芙美子が生きてきた時代を知るには 逆にちょうどいい本なのかもしれない。

 

 

そもそも

桐野夏生先生の著作

「ナニカアル」を読むまで

林芙美子の作品はもとより

名前さえも聞いた記憶がない

 

今も林芙美子その人よりも

激動の戦前戦後を林芙美子が残した足跡を辿ることで感じてみたいという気持ちの方が勝っていると思う。

 

それにしても林芙美子は 大正に生まれ昭和27年、47歳でこの世を去っている。

 

才能を燃やし尽くしたのだろうか。

 

常日頃から自分自身で考えている

「長生きすりゃいいってもんじゃない」

 

その言葉が胸の奥に深く突き刺さるようだ。

 

 

林芙美子先生の敬称は省略させていただきました。