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manerの飲んだワイン

飲んだワインの記録です。

$manerの飲んだワイン-20120704
ピエール・ジュラン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2010
2,500円ぐらい 柳屋(神田)
輸入元:豊通食料
久々の自宅ワインに初めての造り手のブルゴーニュワインを購入。フィサンの造り手 ピエール・ジュラン。土の香りが特徴的。味わいはボリュームは感じられないもののきれいな果実味でとても癒される味わいです。

●ピエール・ジュラン
ジェラン家は、1830年ごろからこの村でワインを造ってきました。正式にドメーヌとして設立されるのは、1830年の初代から数えて3代目のピエール・ジェラン氏の時。1925年、ピエール氏は少しずつ畑の買い足しを進めましたが、フィサンでもっとも評価の高いプルミエ・クリュの一つクロ・ナポレオン(モノポール)を入手。現在、クロ・ナポレオンを初めとしてフィサン村とジュヴレ・シャンベルタン村の約12haあまりの所有畑から年6万本の卓越したワインを産み出しています。
本拠地  : フィサン村
代表者  : ステファン・ジェラン
生産量  : 約60,000本
所有畑  : 計12ha
シャンベルタン クロ・ド・ベーズ 0.6ha 樹齢70年、フィサン クロ・ナポレオン(モノポル)1.8ha 樹齢45年 、他、フィサン村、ジュヴレイ・シャンベルタン村などに所有。

●ワインについて
 基本的に先代の造りを踏襲していますが、最近は発酵温度を低めにし新樽の使用率を抑えています。雨のリスクを恐れず、収穫は同村の近隣よりも遅くしています。アルコール分がしばしば13度を超える逞しいストラクチャーに仕上げて、フィサンのアペラシオンらしさを追求しつづけています。
 リュット・レゾネで栽培され、パス・トゥ・グランとアリゴテは60hl/ha、他は35~40hl/haという低収量を守っています。22~25度で15~17日かけて開放木製桶で醗酵。醗酵前には、12~14℃で低温浸漬が行われています。空圧式プレス機で圧搾後デブルバージュには24~48時間かけられます。新樽比率は低く10~25%ほど。18ヶ月間樽熟成され、清澄はされず、珪藻土とカートリッジを使い軽く濾過されています。
$manerの飲んだワイン-20120611
ナナ・ヴァン・エ・カンパニー You Are So Cool 2011
2,250円 藤小西(中野坂上)
輸入元:ヴァンクゥール
オシャレなエチケットのワイン「You Are So Cool」。清涼感たっぷりのワインです。飲み口をやさしく、飽きのこない味わい。とても美味しいワインです。

●2011ヴィンテージ セパージュ
2010年樽熟シャルドネ20%
2011年ソービニヨン・ブラン80%

●熟成
2010年のシャルドネを古樽で12ヶ月熟成後、2011年のソービニヨン とブレンドし、ファイバータンクで5ヶ月

●ナナ・ヴァン・エ・カンパニー
ナナ・ヴァン・エ・カンパニーは、ロワールのビオワイン生産者として名高いクリスチャン・ショサール氏のネゴシアン事業です。妻ナタリーさんの愛称ナナから名付けられたようです。
クリスチャン・ショサール氏は、ル・ブリゾーという9haのドメーヌの畑もお持ちですが、「もう少し価格帯の安いワインでクリスチャンの色があるワインができないか」という妻ナタリーさんからの提案がこのネゴスワインを造るきっかけになったそうです。
$manerの飲んだワイン-20120606
ルイ・シュニュ ブルゴーニュ・ルージュ 2010
2,400円ぐらい 藤小西(中野坂上)
輸入元:ヌーヴェル・セレクション
良く購入する造り手である「ルイ・シュニュ」。透明感のあるキレイな果実味が特徴の造り手です。さて、2010ヴィンテージ。いつものヴィンテージより、ミネラル感が強く出ております。例年よりもエレガントさが弱いような印象を持ちました。

●ブルゴーニュ・ルージュ
サヴィニー村、アロッス・コルトン村、ショレー・レ・ボーヌ村に囲まれたACブルゴーニュの区画0.25ha(樹齢約60年のVV)、サヴィニー村内AOCオート・コート・ド・ボーヌ区画のレ・シュヴリエール0.43ha(平均樹齢35年)、レ・ペリエール0.5ha(平均樹齢35年)のブレンド。約20%がACブルゴーニュで、約80%がAOCオート・コート・ド・ボーヌです。

●ルイ・シュニュ
 1917年、サヴィニー・レ・ボーヌに創業。以来ぶどうやワインのほとんどをネゴシアンに販売していましたが、2000年、5代目のキャロリーヌ・シュニュがドメーヌを継承してから、本格的に自社ビン詰めを開始しました。
 キャロリーヌは娘のソフィーちゃんとエルザちゃんの育児とワイン造りを見事に両立させながら、多くの時間を畑で過ごしています。
 「私達は小さなドメーヌなので、畑で働く時間がたっぷりとれます」。「娘を心から愛していますが、同様の愛情をぶどうにも感じています。栽培もワイン造りも、本当に楽しい」という彼女は、広報・販売を担当する姉のジュリエットと力を合わせて、ドメーヌの運営にあたっています。
 「私達が飲んで素直に美味しいと思うワインを造りたい」という彼女達が飲みたいワインとは、「ピュアでナチュラルな味わいのワイン」です。お父さんから受け継いだ古樹畑を大切にし、真剣なリュット・レゾネ栽培による心を込めた畑仕事をする一方で、醸造はできるだけ手をかけず、「美味しいぶどうが自然に美味しいワインになってくれるのを手助けします」。
 モダンなラベルのデザインは、リヨンの若手グラフィック・デザイナーが、彼女達の伝えたイメージをもとにデザインしたものです(輸入元より)