ピエール・ジュラン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2010
2,500円ぐらい 柳屋(神田)
輸入元:豊通食料
久々の自宅ワインに初めての造り手のブルゴーニュワインを購入。フィサンの造り手 ピエール・ジュラン。土の香りが特徴的。味わいはボリュームは感じられないもののきれいな果実味でとても癒される味わいです。
●ピエール・ジュラン
ジェラン家は、1830年ごろからこの村でワインを造ってきました。正式にドメーヌとして設立されるのは、1830年の初代から数えて3代目のピエール・ジェラン氏の時。1925年、ピエール氏は少しずつ畑の買い足しを進めましたが、フィサンでもっとも評価の高いプルミエ・クリュの一つクロ・ナポレオン(モノポール)を入手。現在、クロ・ナポレオンを初めとしてフィサン村とジュヴレ・シャンベルタン村の約12haあまりの所有畑から年6万本の卓越したワインを産み出しています。
本拠地 : フィサン村
代表者 : ステファン・ジェラン
生産量 : 約60,000本
所有畑 : 計12ha
シャンベルタン クロ・ド・ベーズ 0.6ha 樹齢70年、フィサン クロ・ナポレオン(モノポル)1.8ha 樹齢45年 、他、フィサン村、ジュヴレイ・シャンベルタン村などに所有。
●ワインについて
基本的に先代の造りを踏襲していますが、最近は発酵温度を低めにし新樽の使用率を抑えています。雨のリスクを恐れず、収穫は同村の近隣よりも遅くしています。アルコール分がしばしば13度を超える逞しいストラクチャーに仕上げて、フィサンのアペラシオンらしさを追求しつづけています。
リュット・レゾネで栽培され、パス・トゥ・グランとアリゴテは60hl/ha、他は35~40hl/haという低収量を守っています。22~25度で15~17日かけて開放木製桶で醗酵。醗酵前には、12~14℃で低温浸漬が行われています。空圧式プレス機で圧搾後デブルバージュには24~48時間かけられます。新樽比率は低く10~25%ほど。18ヶ月間樽熟成され、清澄はされず、珪藻土とカートリッジを使い軽く濾過されています。