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ダウン症特有の顔。
娘がうまれてしばらくの間は、娘の顔つきのことが気になって気になって仕方のない時がありました。
もう、本当に嫌だった。
嫌で嫌で、どうにかしてあげたくて(本人からすると余計なお世話)、
鍼灸師の先生にまで相談したこともありました(★)。
イスラエルでは美容整形の手術を受けるダウン症児がいるとか、いたとか、
特有の顔つきを悩む親心は万国共通のようです。
顔の中央部分がゆっくり発達するのに対して、顔の周囲は通常の速さで発達することがダウン症特有の顔の原因なのではないか、という説を今まで最も多く目にしてきましたが、
きっとそこには顔の筋肉の低緊張も関連してくるのだろうなと思います。
娘は現在6歳になり、体調やその日のむくみ具合などによって、日々顔は違います。誰が見てもダウン症だとわかるなって日もあるし、そうじゃないときもある。
でも、もう、なんというか、慣れ!?ました笑!
昔、日本ダウン症協会に電話したことがあるんです。
電話相談支援を利用させていただいたのです。
電話にでてくださった方は、ダウン症児をもたれる先輩ママ。
ショックの沼底にいた私を温かい言葉で元気づけてくださいました。
その方が
「ダウン症の顔もね、いつかかわいい!ってなるからね」
とおっしゃってくれたのですが、
その言葉にだけは素直になれず、「無理ー!」と心で叫んだものです。
しかし私も今や無事に!?その境地に至ったのであります笑。
「欠点もふくめて、まるごと彼氏を好きになれたら付き合いは長続きするよね❤️」などと、学生時代に女友達と話したことがありますが、まさにそんな感じです笑。
ダウン症っぽい顔もただ愛しい。
娘のまるごと全てがただ愛しい。
そんな風になりました。
だって娘だから。普通の娘。
運転中の車だったり、子供部屋だったり、
娘がなにをしているのか気になって、主人にチェックをお願いするときがあります。
「どうだった❓」
と娘の様子をたずねると、
「寝てるよ。深海魚みたいな顔をして。」
と主人は言います笑。
娘のことをとてもとても愛しいというように思いうかべながら。
こんなにかわいい深海魚はいないぜ!という感じで。
主人も私も、いつの間にか「深海魚」と笑いあえる境地にようやく達したのであります