・「絶滅危惧種はそこにいる」久保田潤一 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

絶滅の恐れがある生物は、希少な動物ばかりでは

ありません。

 

よく知られているところでは在来種のメダカや鮒

などです。

 

え?メダカって確かに田んぼからは姿を消してい

るけれど、水槽で飼っている人が多いので絶滅な

んてしないのでは?と思うかもしれないです。

 

しかし、なんと本来東京を含む南日本に広く分布

するメダカは正しい名前をミナミメダカと言い、

北日本のものとは種類が違っているらしいです。

 

つまり北日本のメダカが絶滅危惧種であるのです。

 

こうした地域性が失われてしまうことも絶滅危惧

として考えられています。

 

さらにコイも日本在来ではなく、外来魚が大繁殖

しているとか。

 

ブラックバスのような分かりやすい種だけが、日

本在来の品種を脅かしているわけではないのです。

 

日本の本来持っている自然を守るために奮闘する

一冊です。

 

 

クリックお願いします。


読書日記ランキング