日本の資本主義の父と言われる渋沢栄一。
彼はその生涯に、約500もの企業の育成に携わるとともに
約600もの社会公共活動や民間外交に尽力したと言われます。
一方、アメリカ建国の父と言われるベンジャミン・フランクリン。
政治家、外交官、著述家、気象学者、科学、発明家など、
多種多様な顔を持ち、しかもそれぞれの世界において顕著な業績を
残すという超人的な仕事ぶりを発揮しています。
こんな二人に共通するのは「公」の精神です。
自分のことよりも、まず自分の国を一流の国家にしようとする
利他の心が全面に出ています。
現代社会では忘れがちな利他と公の精神を学べる一冊です。