・「渋沢栄一とフランクリン」齋藤孝 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

日本の資本主義の父と言われる渋沢栄一。

彼はその生涯に、約500もの企業の育成に携わるとともに

約600もの社会公共活動や民間外交に尽力したと言われます。

 

一方、アメリカ建国の父と言われるベンジャミン・フランクリン。

政治家、外交官、著述家、気象学者、科学、発明家など、

多種多様な顔を持ち、しかもそれぞれの世界において顕著な業績を

残すという超人的な仕事ぶりを発揮しています。

 

こんな二人に共通するのは「公」の精神です。

自分のことよりも、まず自分の国を一流の国家にしようとする

利他の心が全面に出ています。

 

現代社会では忘れがちな利他と公の精神を学べる一冊です。