・「人魚の眠る家」東野圭吾 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

脳死と臓器移植の本質に迫る意欲作です。

もはや単なるミステリー小説というエンタテイメントのジャンルを

超えていると言った褒めすぎでしょうか。

 

 

前作の「虚ろな十字架」では、「罪に対する罰」を扱い

今作でも永遠に答えを出すことができない課題を我々に突き付けます。

 

これだけの重いテーマを小説という形で表現するできる能力は

もはや大文学作家と言ってもいいと思いますがいかがでしょうか。