・「上流の日本語」本郷陽二 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

上流の日本語 [ 本郷陽二 ]

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「酒は香りで、花は色合いで、人は言葉遣いで判断される」
ヨーロッパではこんな言い伝えがあるそうです。

かように言葉遣いは、その人の外見以上にその人となりを
決定づける判断材料となります。

単に敬語で謙譲語をうまく使うだけでなく、「ああ、日本語って
いいなあ」と聞き手にも思ってもらえる心温まる言い方を学ぶ
ことができます。

一例として「おめもじいただく」=「お目文字いただく」
という言葉があります。
これは「会う」の謙譲語的表現です。
つまり、近くお会いしたい、という意です。
「おめもじいただきたいですね」なんてメールの最後に
締めくくれば「育ちがいい」という印象を与える請け合いです。