私には理解しがたい愛のカタチを知った。
2年間元恋人をずっと想い続けている彼。
渡せなかった婚約指輪は、彼の部屋の机の上にずっと存在してて
毎晩眺めているという。
着信拒否されたことによって、彼の想いは彼女に決して届かないようになっている。
「万が一の可能性にかけている。
もし、これから先彼女と何もならなかったとしたら
それも運命。一生独身を貫き通す」
と言う彼。
「彼女は別れたつもりでおるけど、ボクは別れてないんだ」という
*少し歪んだ愛*の発言をした彼。
そんな彼に
私は「100%ないと思うよ。」と投げた。
その言葉だけで、ポロポロと涙を流してしまった。
元恋人と別れた以降、人前で泣いたことがないという彼を
泣かしてしまった・・・。
「ボクが悪いんだ。彼女は何も悪くない。
ボクがしてしまったことで彼女を傷つけてしまった。
ボクはこの事を一生背負っていかなければならない。」
魅力いっぱいの彼が、こんなにもこんなにも・・・
元彼女に執拗に思っているのには、私には分からない何かがきっとあるんだと思う。
そんな彼に何を言ってもどんなに説得力のあることを言っても
何も心には届かなかった。
大好きな友達なだけに、とても歯がゆかった。
元恋人を想って悲しみにふける彼は、心地良ささえ感じているように思えた。
悲劇のヒロインぶってる彼がとてもバカらしく思えもした。
だけど、ここまで純粋に人を好きになれるってことできるだろうか・・・。
それから想いを寄せられてる元彼女は、どんなに魅力的なんだと少し羨ましくなった。
・・・
*理解しがたい愛のカタチ*
人の想いは何よりも強い。


