今回のプロフェッショナル仕事の流儀は、武部聡志さん。
一青ようや今井美紀などで知られる音楽プロデューサー。
アーティストの才能を、多くの人の心に届くように仲介する仕事だ。
芸術を扱う仕事は、抽象的でつかみにくい。
つかみにくいからこそ、悩み焦り壁にぶつかる。
音楽は時代とともに変化する。
芸術に正解はないが、それを仕事にもつ以上、人の心に届く作品にしなければならない。
「流行っている要素を取り入れるたびに自分色が薄れる」という松任由美の言葉にゆれた
武部さん。
アーティストの才能を引き出し、アーティストらしさを出すことと、人に届けるために加工することとの
せめぎ合いが課題となってくる。
もちろん武部さんだけの力では難しい。
アーティストと2人3脚で成長することが必要だ。
音楽プロデューサーの中には、プロデューサーの色を前面に出す人もいる。
曲調がガラリと変わったりするのも面白いが、アーティストらしさを大切にしている武部さんの
方向性がもっとも人の心に届くのではないかと思った。