「美意識は、どのように日常に役立つのか?」 | 京都で働くコンサルタントのブログ
2018-12-16 09:10:11

「美意識は、どのように日常に役立つのか?」

テーマ:ファシリテーション

皆さん、こんにちは。
(株)マネジメント総研の小山です。

昨日(12月15日)、第22回ワールドカフェ読書会を開催しました。

今回も、参加者の皆さんと話し合うことで、一人では得られない気づきを得ることができましたので、ご紹介したいと思います。


今回の課題図書は、光文社新書、山口周著の『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』でした。

そして、参加者の皆さんと話し合って決めた「問い」は、

「美意識は、どのように日常に役立つのか?」

この問いをもとに、メンバチェンジをしながら各テーブルで話し合いを重ねていきました。


第1ラウンドでは、次の言葉・やりとりが印象に残りました。

・他人の価値観で生きている感覚がある
・それはシステム(仕組み)を使う立場だから
・システムは誰かの価値観に基づいて作られたモノ
・価値観は美意識をもとに作られる
・システムをただ使う=自分の価値観・美意識が生きていない
・本に出てくる「システムを無批判に受け入れるという悪」に通じる
・自分の価値観でシステムを見るには、美意識が必要
・組織における「マニュアル」と「理念」
・共通の美意識、価値観



第2ラウンドでは、次の言葉・やりとりが印象に残りました。

・「美意識」と「美」は違う
・「美意識」とは「美を見分ける」「審美眼」
・「美意識」とは「主観的な内部のモノサシ」
・「役立つ」とは「よりよい意思決定」「期待に対する成果」
・「知的反逆」には「守破離」が必要
・「哲学」からは「コンテンツ」ではなく「プロセス」と「モード」を学ぶ



最終の第3ラウンドでは、次の言葉・やりとりが印象に残りました。

・「日常に役立つ」とは「マイスタイルで生きられる」こと
・自分の価値観で行動して「カッコイイ」人と「わがままに映る」人がいる
・「守破離」は「守」から始まり最後に「離」がある
・書道でも「臨書」をしっかりやることが「創作」の土台になる
・多くのものを見ることが「審美眼」を高めることになる
・孔子の「七十にして心の欲する所に従えども矩を踰えず」に通じる



その後、一人で向き合い内省して得た小山の気づきは、「従心」でした。

「従心」とは、論語の「七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰(こ)えず」のことです。

「美意識」と「美」はイコールではなく、「美意識」とは「美を見分ける」こと、すなわち「審美眼」であり、それがこの本の中の言葉で言う「主観的な内部のモノサシ」のことだと理解しました。

そして、「守破離」は「守」が最初にあって最後に「離」があるように、また、書道では「臨書」を経て「創作」があるように、基本を学び、多くを目にすることの重要性を感じました。

自分の好き勝手に行動しているのに、「それが格好良く見える人」と「ただのわがままに見える人」がいるのは、「守破離」の「守」をきっちりとやったか、「創作」の前に「臨書」を徹底したかに依るのではないか、と気づいた次第です。

それはつまり、経験値が必要ということであり、それが孔子の「七十にして心の欲する所に従えども矩を踰えず(七十になると思うままにふるまってそれで道をはずれないようになった)」という言葉に通じると考え至りました。

基本を大切にし、そして見識を広げる努力を積み重ねることを通じて、美意識を鍛え、格好良いマイスタイルを確立しようという意気込みを得ることができました。

 
イベント報告のページもご覧いただけると幸いです。
https://management-souken.co.jp/2018/12/2806/
 
 
 
 
 

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