ワールドカフェ読書会の「問い」と「気づき」 | 京都で働くコンサルタントのブログ
2018-12-01 08:02:35

ワールドカフェ読書会の「問い」と「気づき」

テーマ:ファシリテーション

皆さん、こんにちは。
(株)マネジメント総研の小山です。

これまでワールドカフェ読書会を20回以上開催しております。
今回は、これまでのワールドカフェ読書会の「問い」と「気づき」をふりかえってみたいと思います。

以下、各回の課題図書、問い、そして私の気づきです。
(話し合いに参加していない等による気づきの記載省略あり)

(1) 『プロジェクトファシリテーション』関尚弘・白川克(著)
 ・Have Fun!をつづけるには、どうしたらいいの?

(2) 『マネジメント信仰が会社を滅ぼす』深田和範(著)
 ・マネジメントで成功している企業のポイントは?
 →マネジメントの使い方を間違えると会社の活力を奪う
  マネジメントを生かしている企業は、
  従業員の働き甲斐と顧客の満足に目を向けている 

(3) 『モモ』ミヒャエル・エンデ(著)
 ・1)時間を奪われた人たちは最終的に何が欲しかったのか?
 ・2)灰色の男は本当に悪者なの?
 ・3)ラウンド1,2の「問い」と「会話」を通して言えることは?
 →ポリシーの確立、ブレない軸

(4) 『世界征服は可能か?』岡田斗司夫(著)
 ・どんな世界征服をされたいか?
 →世界征服とは、自分が納得する範囲を、
  自分の価値観で支配すること

(5) 『なぜルパン三世は泥棒なのにヒーローなのか?』山岸二郎(著)
 ・「応援したくなる人」になるには?
 →希望になる。ストーリー、共感。
  ギャップ萌え、突き抜けがあっての。

(6) 『経営者・平清盛の失敗』山田真哉(著)
 ・カネとはなんぞや?
 →カネの意義はわかるが、
  カネの定義と信用についてはとても難しい

(7) 『人を助けるすんごい仕組み』西條剛央(著)
 ・新しいプロジェクトをはじめる時にどうすれば
  ブレずに目的が達成できるか?
 →「ブレる」と「変わる」、「なぜ?」のクセ付け、
  緊急でなく重要なコト

(8) 『「超」入門 失敗の本質』鈴木博毅(著)
 ・日本的思考のよさとは?
 →以和為貴

(9) 『ジョハリの窓―人間関係がよくなる心の法則』久瑠あさ美(著)
 ・どうすれば盲点に気づくことができるか?
 →4象限を「窓」と呼ぶセンス

(10) 兵法書「孫子」に関する書籍
 ・1)「孫子」が活かされている場面とは?
 ・2)「孫子」をどのように使うと効果的か?

(11)『県庁おもてなし課』有川浩(著)
 ・掛水さんは、なぜ人をひきつけるのか?
 →放置しない

(12)『ロスジェネの逆襲』池井戸潤(著)
 ・なぜ今、「半沢直樹」か?
 →言行一致

(13)『企業家たちの幕末維新』宮本又郎(著)
 ・今の日本を変える人ってどんな人?
 →本当のファインプレー・先を読む

(14)『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健(著)
 ・嫌われる勇気を持つにはどうしたらええのん?
 →目的論に基づく主観的な貢献感

(15)『リスクにあなたは騙される』ダン・ガードナー(著)
 ・どうやって「腹」をコントロールするか?
 →6秒ルール

(16)『リーダーの易経 「兆し」を察知する力をきたえる』竹村亜希子(著)
 ・兆しを察知する(幾を知る)ポイントは?
 →そったく

(17)『未来に先回りする思考法』佐藤航陽(著)
 ・未来に先回りするには?(改めて問います)
 →ゆとる

(18)『曹操-乱世をいかに生きるか』酒井穣(著)
 ・壁を乗り越えたいと思う原動力とは?
 →壁議論

(19)『新しい市場のつくりかた』三宅秀道(著)
 ・自分事に落とすには?
 →必要性(×頭、○心)

(20)『社員参謀!』荻阪哲雄著
 ・くせ者がマインドチェンジするポイントは?
 →「あ、そうか!」は、人によって違う

(21)『信頼学の教室』中谷内一也著
 ・信頼をどう確認するのか?
 →大切な相手のことを考える



ワールドカフェ読書会では、参加者とともに話し合うテーマとなる「問い」を考えます。

良質な「問い」は話し合いも盛り上がり、有意義な「気づき」につながります。


例えば、直近の第21回での私の気づき「大切な相手のことを考える」を詳しく述べると以下のとおりです。


信頼する側は、何をもって相手を「信頼」しているのか?

この本の中で「信頼」とは、“自分の利害に関係のある何かを誰かに委ねて、その結果ひどい目にあうリスクはあるけれども、そうはならないだろうと期待すること”とあります。

信頼する側には「期待」があり、それを信じて頼るのが「信頼」だとすれば、信頼される側は「信頼する側が何を期待しているのか?」を信頼する側の立場で考え、正しく理解し、それに応え続けることが必要だと考え至りました。

また、信頼される側の立場で「誰の信頼を得たいか?」と考えたときに、全方位ではなく「大切な相手」の信頼を得たい、と思い至った次第です。

大切な相手に期待される能力を持ち続けられるように日々研鑽を積み、それを発揮し続けられるように常々励み、そして、大切な相手だからこそ、その相手の期待する大きなことから小さなことまで意識できるように精進することが重要だ、という気づきに辿り着きました。



このように、最近は皆さんと良い「問い」を立てることができていると実感しているところです。

より良い「問い」を立てるために大切にしている視点があります。
それは、次の視点です。

・シンプルで明確な問いか?
・発想を促す問いか?
・エネルギーが湧いてくる問いか?
・これまでの仮説や思い込みを気づかせる問いか?
・自分事として考えられる問いか?



「ワールドカフェ」という話し合いの手法は、以前に比べ様々な場で使われるようになってきています。

皆さんがワールドカフェで「問い」を立てる際に、ぜひこれらの視点を参考にしていただければ嬉しいです。


以下は、12月に実施予定のワールドカフェ読書会です。

【第22回ワールドカフェ読書会】
・日  時:2018年12月15日(土)13:30~16:50(13:15受付開始)
・場  所:キャンパスプラザ京都(京都駅 徒歩3分)
・課題図書:『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
       経営における「アート」と「サイエンス」』
      山口周著(光文社新書)
・詳  細:
https://management-souken.co.jp/2018/10/2788/

よろしければ、ぜひお気軽にご参加ください。 
 
 
 
 
 

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