映画「おーい、応為」の舞台挨拶へ。







【あらすじ】


江戸時代。浮世絵師・葛飾北斎(永瀬正敏)の娘であるお栄(長澤まさみ)は、ある絵師に嫁ぐもその絵を見下す発言をしたことで離縁となり、北斎のもとに戻る。絵や画材が散乱する貧乏長屋で、絵のことしか頭にない父と共に暮らす中で彼女も絵筆を執るようになり、絵の才能を開花させていく。やがて絵師として生きる覚悟を決めたお栄は、北斎から「葛飾応為」の名を授かる。

※シネマトゥデイより





生長澤まさみさん、細すぎて同じ人間とは思えない。私、たぶん死ぬ間際じゃないとあの細さになれない気がする。



さて、映画の方ですが、結論から言うと私は合わず。

全体的に消化不良。


演技は素晴らしかったのだけど、親子関係に焦点を当ててる割には…という感じ。

もっと絵師としての苦労とか、挫折とか、そういうのを共にどうやって乗り越えているのか表現がわかりやすかったら良かったのかな。


永瀬正敏さんの北斎は、もう本当に素晴らしかった。

「汚いジジイ」と言われるのだけど、本当にそうで(笑)、なんとなく北斎に我が父を重ねるところもあり。それなのに共感できないのはなぜなんだろう。

私の現状況も関係しているのかもしれないです。


ところで葛飾北斎って、長生きだったんですねえ…