・・・新しい梅田のランドマークは、やっぱり赤い「観覧車」でしょう。
◆“Hankyu Entertainment Park”=HEP FIVE
530-0017大阪市北区角田町5-15/06-6313-0501
1971年、阪急ファイブとして開業した商業施設でしたが、1992年に隣接する梅田コマスタジアムの茶屋町アプローズへの移転に伴い、大規模な建替えが行われ、1998年11月に若者を対象にした商業施設「HEP FIVE」が誕生いたしました。HEP FIVEは、世界的にも初めての試みとして、建物と一体となった空調設備のある観覧車を組み込むとともに、アーティスト石井竜也氏プロデュースによるクジラのオブジェを、入口吹抜け部分に設けるなど、ショッピング・グルメ等に来店される方々に楽しんでいただける空間を演出しております。梅田のランドマークのひとつとなった、関西の名所を一望できる真っ赤な観覧車や、様々なイベントが催されるHEP HALLなど、アミューズメントとエンターテイメントを兼ね揃え、関西の流行発信地にふさわしいブランドショップをはじめ、人気のカジュアルレストランなど、若者から絶大な支持を集める店舗が約170店揃っています。HEP FIVEの「HEP」とは「Hankyu Entertainment Park」の略となっており、ここでいうエンターテイメントは娯楽という意味と、もうひとつ“もてなし”という意味を含んでおります。お客様への“もてなし”の心を大切にして、何度も来館したいと思っていただける施設作りをめざしております。
◆HEP FIVE観覧車
530-0017大阪市北区角田町5-15/06-6366-3634
http://www.hepfive.jp/ferriswheel/
赤い観覧車と言えば、大阪・梅田を代表するランドマーク。ひとたび搭乗すれば、圧巻の景色が広がり、日常からのトリップを手軽にかつリーズナブルに味わえるHEP FIVEのシンボル。晴天の日の昼は明石海峡大橋や生駒山まで一望することができ、夜はキラキラとキラメク見渡す限りの美しい夜景が楽しめる。また、冷暖房完備の観覧車車内でくつろぎながらのんびりと景色を堪能できるのも大きな魅力。1周約15分、360°の大パノラマを前に、瞬く間に過ぎていく夢のような時間。この贅沢な時間が流れる空間「HEP FIVE観覧車」こそ、まさに梅田の空のスィートルーム。直径:75m・最上部の高さ:約106m・台数:4人乗り×52台・乗車時間:約15分間/1周・車内冷暖房完備
【参考】梅田芸術劇場
1992年に大阪市北区茶屋町の「ちゃやまちアプローズ」内に開場した劇場でメインホール(1階)とシアター・ドラマシティ(地下1階)がある。オープン当時は「劇場・飛天」という名前で前身劇場「梅田コマ・スタジアム」の飛躍発展的移転という位置づけで「梅田コマ・スタジアム」の特徴でもあった円形舞台が採用されなかったこともあり「コマ」の名称を使わず、「劇場・飛天」としたが「梅田コマ・スタジアム」時代より集客力が落ち「飛天」の名前が馴染まなかったことで「梅田コマ劇場」に改称しさらに後に現在の名「梅田芸術劇場」(梅芸)に改称している。「梅田コマ劇場」は1956年に完成した「梅田コマ・スタジアム」が前身で現在の「HEP FIVE」の東半分の位置にあった劇場で「梅田コマ・ゴールド」「梅田コマ・シルバー」という2つの映画館もあった。★現在「梅田コマ劇場」跡地を紹介する小さな花壇がある。
◆「ナビオ阪急」
NAVIOは、ポルトガル語で「大きな船」という意味で、三角形の土地を船の舳先に見立てた外観をしています。男性用服飾専門店の阪急百貨店メンズ館を中心に、最上階にはTOHOシネマズのシネマコンプレックスがあり直通エレベータで結ばれています。「ナビオ阪急」ができる以前は、この場所に、阪急交通社の前身となる阪急航空ビルのほか、東宝系の北野劇場・梅田劇場・梅田スカラ座の入る梅田東宝会館がありました。1980年、跡地に地下2階、地上10階建のナビオ阪急を建設し、以前営業していた3つの映画館(北野劇場・梅田劇場・梅田スカラ座)と120の店舗★ナビオ美術館を備える商業ビルとしてオープンしました。「阪急メンズ大阪」は、阪急百貨店うめだ本店の男性ファッションを中心とした別館で、HEP NAVIOの地下1階から地上5階までの総売り場面積は、伊勢丹新宿店のメンズ館を上回り日本最大で約300のブランドが揃う店舗で、開業時の名称は「阪急百貨店メンズ館」でした。
※「ナビオ美術館」は、開業当初日本ではまだめずらしい★夜8時まで開館している都市型美術館でしたが、1998年11月に閉館しました。




