【番外】1928「菅澤眼科クリニック」/設計:清水組
大阪市西区土佐堀2-3-5/06-6441-0525
アール・デコ風の建物で、3階部分にはアーチ窓を配し、建物の曲面コーナーに正面玄関を、また正面玄関脇と上部に小さなステンドグラスがあり、昭和初期のモダニズムを感じさせる建物です。
【番外】1986「官報ビル」
大阪市西区土佐堀1-2-14/06-6443-2171
「肥後橋官報ビル」。ここで株式会社かんぽうの事業が営まれています。ビル2階店舗では、政府刊行物以外に「四季報」「建設物価」「積算資料」などの販売もしております。ビル2階無窓部分、西面、南面および柱には、彫刻家★三上友也氏による生命に対する永遠の賛歌がレリーフとなって刻み込まれています。そのメッセージは「生きよ、生きよ、生命あるものの全てが、安らかに!」という三上氏自身の言葉によって語られ、やがて生まれでる命、去っていった命をも含めた全ての命あるものが「たった一度の生命を全う出来る世の中でありますよう」という願いで結ばれています。柱もまた賛歌を構成する一部であり、あらゆる命の創造の源であるアダムとイブ、そして秩序の始まりを謳っています。アダムがさし出すイブの冠をイメージした柱頭には、本を読みましょう!というメッセージを込めて、篆書で「書知必読」「図悟真視」と刻まれています。美観誘導指定地域に指定される四ツ橋筋にふさわしく、生命への賛歌を謳った柱が官報ビルを支えています。
※1981「凜」「和」作:森下勲
【番外】1922「日本基督教団大阪教会」/登録年月日:19961220
大阪市西区江戸堀1-23-17/06-6441-3070
ヴォーリズ設計の鉄骨・煉瓦・コンクリート混合造の教会堂で,背後に塔屋が建つ。ロマネスク様式を基調とする意匠で構成され,数少ない大正期の赤煉瓦建物として親しまれている。正面妻壁のバラ窓や,玄関上部の半円形の飾り窓で構成される外観に特徴がある。
◆肥後橋商店街/肥後橋商店街振興組合
550-0002大阪市西区江戸堀1-11-5
http://www.nikkei.com/article/DGXNASIH28005_Y3A220C1AA2P00/
http://www.asahi.com/kansai/travel/kansaiisan/OSK201110190067.html
日本一長い商店街といえば大阪が誇る全長2.6キロの天神橋筋商店街。では、日本一短い商店街は?知る人ぞ知るのが、同じ大阪の肥後橋商店街。一方、京都府京丹後市の御旅(おたび)市場もまた「日本一短い」として名乗りを上げている。
※荒光稲荷大明神
土佐堀川と江戸堀川の間にあたるこの地は、江戸時代には★三田藩蔵屋敷があり、この稲荷神社は明治4年(1871年)に蔵屋敷が廃止まで、屋敷神であったと思われている。
【41】1935「金光教玉水教会」/登録年月日:19990607
550-0002大阪市西区江戸堀1-16-9/06-6441-2403
木造平屋建、一部2階建とする裳階付きの大型の和風建物。入母屋造の大屋根平側に2つの千鳥破風をつけ賑やかに飾る。細部の意匠は全体的に伝統的な手法に則り構成される。堂々とした外観は、風格がある。設計は池田谷(久吉)建築事務所で、北井工務店が施工。




