マグニチュード(1)
■発生日時
2011(平成23)年3月11日(金)14時46分
■震源
三陸沖、北緯、38°:東経、142.9°
深さ約10km→24km(暫定値)
■地震規模
マグニチュード7.9→8.8に引上げ→9.0に引上げ
■2011(平成23)年3月11日14時48分、気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名
■2011(平成23)年4月1日、東北地方太平洋沖地震およびこれに伴う原子力発電所事故による災害については「東日本大震災」と呼称すると閣議決定
■2012(平成24)年2月24 日東日本大震災一周年追悼式実行委員長/内閣総理大臣・野田佳彦
国民の皆様へ
政府は、来たる3月11日(日)午後2時30 分から東日本大震災一周年追悼式を国立劇場において執り行います。東日本大震災の発生から、1年が経とうとしています。東日本大震災は、被災地域が広範に及び、極めて多くの尊い命を奪うとともに、国民生活に多大な影響を及ぼした未曽有の大災害でした。この突然の地震とその直後の津波等で亡くなられた方々の無念の思いと、最愛の家族を失われた御遺族の皆様の深い悲しみに思いを致しますと、誠に痛恨の極みであり、哀惜の念に堪えません。ここに震災により犠牲となられた方々に対し哀悼の意を表すべく、追悼式の当日の午後2時46分を期して式場において1分間の黙とうを捧げ、心から御冥福をお祈りすることとしております。国民の皆様におかれましても、これに合わせて、それぞれの場所において、心から黙とうを捧げられますようよろしくお願い申し上げます。
■2012(平成24)年3月11日東日本大震災から1年を迎えました。
今なお34万3935人が全都道府県に散って避難生活を送り
うち11万6787人が7県の仮設住宅に暮らしておられます。
死者は自然災害で戦後最悪の1万5854人に上り、3155人は行方が分からないままです。
警察庁によると、死者数は岩手県4671人、宮城県9512人、福島県1605人。東北3県で全体の99%を占めています。
岩手、宮城、福島3県で推計約2253万トンのがれきが発生しました。岩手、宮城両県のがれきについて、被災地外で必要な広域処理量を約400万トンと見込み、自治体に受け入れを呼び掛けていますが、正式に受け入れたのは東京都と青森、山形両県にとどまります。東北3県の処分量はがれき全体の6.4%(8日現在)にすぎません。
被災した岩手県と宮城県の漁船計2万5300隻のうち、1月末時点で復旧したのは22%の5569隻にとどまっていることが、水産庁の調べで分かりました。
被災自治体の復興計画は5~10年での完了を想定しており、まだまだ遠い道のりです。被災地のまちづくりとして、東北3県で高台や内陸への住民集団移転を予定しているのは32市町村。しかし、住民合意と移転先の確保は進んでいません。被災者の移転資金となる宅地の買い取り価格を住民に示せたのは9市町のみです。
福島県はこれに加えて、放射能汚染に苦しんでおり、被災地では「風化」を懸念する声が強く、継続的な支援が求められています。




