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五山送り火(2)


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-おくり1


■送り火問題のメール1100件に

岩手県陸前高田市の松を京都の「五山送り火」(16日)のまきにする計画が中止になった問題で、京都市には9日も市民らから約500件の電話やメールが寄せられた。京都府に寄せられたものを合わせ、中止が表面化した6日以降で延べ約1100件となった。市や府によると、大半は中止に批判的な意見。「京都が風評被害を増長している」「五山送り火はもう見に行かない」などの声があったほか、関東地方など遠方から「被災地の方の心情を逆なでしている」「市出身者として恥ずかしい」との意見が寄せられた。一方、母親とみられる女性から「子供の安全を考えると仕方ない」など、理解を示す意見もあったという。


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■東日本大震災による津波で流された岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の松を使った迎え火が8日夜、同市で行われた。「パパへ、今までありがとう」「姉ちゃんの料理おいしかった」などと、被災者がメッセージを記したまきは読経の後、点火され、夜空に向かって鮮やかな炎を上げた。まきは当初、京都の伝統行事「五山送り火」で燃やされる予定だったが、福島第1原発事故による放射能汚染を懸念する声が相次ぎ、中止された。母と姉を亡くした斎藤哲夫さん(51)は「鎮魂を祈った。京都でできないのは残念だが、たくさんボランティアが来てくれたから」と燃えるまきを静かに見詰めた。五山送り火を主催する「大文字保存会」の松原公太郎理事長も立ち会い、「中止は苦渋の決断だった」と話した。まきに記されたメッセージは写真に撮り、京都で別のまきに書き写して16日に行われる送り火で燃やすという。


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■伊達市、京都の「送り火」保存会に抗議文/福島

放射性物質による汚染を懸念して、岩手県陸前高田市の高田松原の松を京都の「五山送り火」(16日)のまきにする計画が中止になった問題で、伊達市は10日、送り火の保存会に抗議文を送付した。同市によると、まきから放射性物質が検出されていないのに中止したことは、風評被害の拡大につながりかねないというのが理由。同市の一部は、年間の累積放射線量が20ミリシーベルトを超える恐れがある特定避難勧奨地点に指定されている。市担当者は「農産物は暫定規制値の範囲内であれば安心とPRしている市の取り組みをないがしろにするものだ」と話した。同市は京都市に対しても保存会への指導を求める依頼文を同日、送付した。


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■京都の送り火、一転被災松を使用

京都市で16日に行われる「五山の送り火」に東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の松を使う計画が中止になった問題で、送り火の各保存会でつくる「京都五山送り火連合会」は、陸前高田市から別の松の薪(まき)500本を取り寄せ、送り火で燃やす方針を固めた。京都市が10日、明らかにした。大文字保存会(京都市)は放射性物質を懸念する声が出て薪の受け入れを取りやめたが、京都市などに抗議が殺到。このため京都市が陸前高田市で活動するボランティア団体に別の松の調達を含め協力を依頼、送り火で燃やすよう連合会に要請した。持ち込んだ薪を五山のどこで燃やすかは決まっていない。


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・・・なんと人間って愚かなんだろう。二転三転、すってんころりん。これが「事実」だから、「真実」という表現方法と伝達手段が必要になるのだろう。


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今なお行方不明の方々の早期発見、亡くなった方々のご冥福を・・・合掌。