いろは蛙辞典(4)
徳島県三好郡池田町が、ちょうど四国の真ん中に位置し「四国のへそ」と呼ばれていますが・・・
■佐賀県杵島郡江北町
江北町は長崎本線や国道34号線の分岐点、つまり佐賀県の交通における「へそ」であり、地理的にも「へそ」の位置にあることから、佐賀県の「へそ」と言われています。そこで、町のイメージキャラクターは、周囲の田園の主であるカエルにかけて『へそがえるビッキ-(方言でカエル)』となっています。「江北町へそがえる・ビッキー事業実行委員会」では町のイメージキャラクター『へそがえる・ビッキー』にちなみ、『江北町カエル検定』を実施したり、「カエル川柳」を募集しています。
佐賀県のお隣には・・・
■福岡県小郡市かえる寺「如意輪寺」
如意輪寺は九州を一周する壮大な巡礼霊場「九州八十八ケ所」の三番札所であり、福岡県重要文化財の「如意輪観音立像」をご本尊にすることで有名なお寺です。もっとも一般的には「思いっきりテレビ」などの情報番組で取り上げられる『かえる寺』としての方が有名であり、境内に約3000体のかえるが石像や置物として並んでいる。木々の木漏れ日が揺れる静寂の中を歩いていると、それぞれにメッセージを持ったたくさんのかえる達に出会うことができます。それぞれのかえるから「励され」「諭される」ことで自分の人生を振り返ることもでき、日常化した喧騒な忙しさが染みた心身に「ゆとり」と「和み」を分け与えてくれます。カエル寺に転じるようになったきっかけは1994年(平成6年)頃。住職の原田元秀さんが中国に行った時、「無事帰る」と縁起をかついで、小さなヒスイのカエルの置物を買ってきた。そしてその表情の愛らしさに魅了され、参拝客の増える花の時期に合わせ、カエルの像を境内に置くことを思いついたのだそうだ。最 初は骨董屋から購入し、名前をつけていたが、それでは飽き足らず特注するようになって、こんなことになってしまった。「仕事も遊びも出会いも楽しく、というのが私のモットー。『何か、カエルと縁があったのですか』と聞かれるけど、何もありません。でもあのあっけらかんとした表情を見てると、楽しいし、ホッとするでしょう。それを楽しんでもらいたいと思ったんです。」(原田住職)
小豆島には・・・
■土庄町小瀬の防波堤には、漁具の浮きを利用したカエルさんがいます。
さてさて、かえる友の会・関西支部の会員さんがSAVを訪問してくださいました。カエル橋で有名な和歌山県・印南町にお住まいです。「いなみ」も「い」ということで・・・
さて「イキカエル」から展開してまいりましたが、もう一つ・・・
「イレカエル」です。





