ぎょ(442) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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食卓の魚(12)


■前回、フランスの「マリテ+フランソワ・ジルボー」というブランドのポスターを紹介しましたが・・・フランスの裁判所はこのポスターのパリにおける使用を禁止する命令を出しました。キリスト教における神聖な出来事に対する冒涜だそうです。ミラノでは、すでに禁止処分が出ています。


ぽすた2

日本版HPには現在も上記画像が掲載されています。

『マリテ+フランソワ・ジルボー』は、フランス人デザイナー、マリテ・ジルボーのカップルが作り出す、洗練された大人のシティカジュアルブランド。60年代、アメリカのワークウエア的なイメージが強かったジーンズを、ヨーロピアンジーンズとして初めてスタイリッシュなアイテムにアレンジしたのが彼ら。肌へ触れる感触や着心地を追求した事から、今では当たり前になった『ストーンウオッシュ加工』を発明したのもジルボーです。人体工学に基づいた立体裁断を早くから行うなど、彼らの発想から生まれるアイテムは、世界中で高い評価を得ています。現在はジーンズを通して身につけた知識を、レザーやストレッチ素材へ活かし、現在ではミラノでメンズコレクションを、パリでレディスコレクションを発表しています。


さいご6

■アイルランドのブックメーカー(賭けの胴元)、パディ・パワーがレオナルド・ダ・ヴィンチの不朽の名作「最後の晩餐」を賭博のシーンに見立てたポスターを制作し、同国のローマ・カトリック教会から怒りをかっている。このポスターはアイルランドの首都に貼り付けられており、そこにはポーカーチップを積み上げたキリスト、30枚の銀貨を持ったユダ、カードを握り締めた弟子たちの姿が描かれ、「娯楽の場所があります」というキャプションが書かれている。ちなみに、同社の広報担当者のコメントがふるっている。「謝罪せよと言われても、誰かを怒らせるつもりで制作したポスターではありませんので・・・。」


やくしょ


■「文学座」2000年5月公演《最後の晩餐》

【あらすじ】そこには、大きなテーブルが一つ。椅子がいくつか、置いてある。男がひとり、トレーに食物を乗せて現れ、そこで食べはじめる。男がまたひとり、トレーに食物を乗せて現れ、「ここ、いいんですか。」「え、まずい?」「いやいや、まずいんじゃなくて、いいのかどうかって……。」「いいんじゃないのかなあ……。」しかし、トレーに食物を乗せて、男たちは更に次々と現れ、しかも依然として、そこが「食べてもいい場所」かどうかわからない。かくて、「食べること」をめぐるてんやわんやが開始され・・・・・・、それから、何がどうなったのかわからない。場面はいつの間にか、レオナルド・ダ・ビンチ描くところの『最後の晩餐』となり、そこではじめて男たちは、何とか「食べる」らしいのだが……。パロディー版『最後の晩餐』「食べる」ことをめぐるてんやわんや。「救世主」はだれか、「裏切者」はだれか。(別役実)


ブロックブラザーズ


Jock MacDonaldと、John Lydonの兄弟を含むメンバーで、当時"4 Be 2's"というバンドが組まれていた。その"4 Be 2's"をベースにした別名活動が、"Bollock Brothers"。


ぱろぱろ1

「最後の晩餐」のパロディはとにかく多い。仲間が集まった宴会で、ぜひチャレンジしたいものである。


ぱろぱろ2


ぱろぱろ3


ぱろぱろ4