映画館(3)教師になってから学校での映画鑑賞なんかもあったりして、体育館が映画館になりました。その中で強く印象に残っているのが「砂の器」です。最近、中居くんの作品もありましたが・・・印象が壊れるのがこわくて観ませんでした。さて、三角岩に砕ける波しぶきと東映マークについて書きましたが、この砂の器での海辺のシーンは強烈に焼き付いています。バックに流れる「宿命」のピアノともあいまって、「生きる」ことの難しさがひしひしと押し寄せてきました。ハンセン氏病のこと、今も考え続けています。