ヨーロッパ旅行(1)ドイツ

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今年の夏の家族旅行は、ヨーロッパに行ってきました

ドイツでの一番の目的はノイシュヴァンシュタイン城
昔から嫁が行きたがっていた城

$もち肌奮闘記-Schloss Neuschwanstein

マリエン橋というところから眺めた城の立ち姿がなんとも綺麗で
ジグソーパズルにでもなりそうな風景
(上の写真もマリエン橋から撮影)

そんなフォトポイントになってる橋の近くには、
画家っぽいおっさんが色鉛筆で城のデッサン画を描いていて、
それを並べて売っている

だいたい1枚10ユーロから30ユーロくらい

娘もその絵が気に入ったようで一枚購入

そして旅の思い出に記念撮影

もち肌奮闘記-painter

帰り道、ふとその絵を見てみる

あれ、、、
ちょっと待てよ、、、

これ印刷やん。。。。

手書きじゃなくて明らかに印刷された絵

あのとき、あのおじさんが絵を描いてるように見えたけど
色鉛筆を持ってただけで、実は描いていなかった気もしてきた



きっと彼とその仲間との間でこんなことやりとりがあったはずだ。。

デッサン画のコピーを吐き出し続ける印刷機の前で、
一人の男がぼやき始める

 「いまどきこんな絵なんて、土産に買って帰るやつおらんて。
  俺言うたやん。
  あー、やっぱり、絵はがき作るべきやったんやって。
  このままやったら全然売れへんで。
  どうするん?」


 「いや、売り方の問題やろ。
  普通に土産物屋においてもあかんやろ」


 「じゃあ、どうしたらええん?」

 「マリエン橋で売るねん。
  その場で描いている てい で売ったらええんちゃうか。
  あそこやったら絵描いてる人いてもおかしくないし、
  観光客も多いやろし」


 「じゃあ、画家っぽい奴がいいなあ。。。
  そや、ハンスとかいい味出すんちゃうか?」


 「たしかに。っぽいよな。ハンス、お前やれよ」

 「え、俺?絵なんて描いた事無いよぅ」

 「かまへんて。描いてるふりしたらええねん。
  お前がこの帽子かぶって手動かしてたら、画家にしかみえへんで。
  興味ない客はそのまま立ち去るし、
  立ち止まったら鉛筆を止めて絵の説明とかをしたらええねん。
  絶対、大丈夫やって」



などと、子供の夢をぶちこわすような現実に思いを馳せながら、
ドイツを後にした