ベランダ菜園(ダイコン篇) | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
夏のゴーヤに引き続き、
冬はダイコン育てます!
まいどおなじみベランダ菜園!


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…と、若干たたき売り風に言ってみたが、
特に意味はございません。

植えたのは、シブヤ大学の授業で
タキイさんからもらった大根の種。

この種は人為的に開発された交配種で、
「F1種子」とも呼ばる。
要するに品種改良してつくられた種である。

そのぶん、たくさん採れたり、
形の整ったものができやすい
というようなメリットがある。

ところがF1種は子孫が続かない。
一代限りの循環しない種子なのである。

子孫が続かない種があるなんて…。

つい最近そんなことを
知人に教えてもらって、
びっくりしたところである。

それに対して昔ながらの種子(固定種)は、
当然ながら次の世代へとバトンタッチし、
生命を循環させていくわけである。

ここでは詳しく書かないが、
便利なF1種が固定種を駆逐することで、
いろんな問題が発生しているらしい。

そりゃある意味自然に逆らった
ことをやっているわけだから、
問題が起こるのは当たり前だろう。

本当ならやっぱり生命が循環する
固定種を蒔きたいところだが、
せっかくいただいた種なので、
おいしく育ててあげたい。

あとはおいしく料理
してくれる人を探すだけだ。