先日、アメリカに留学していた時聴いたゴスペルがとても感動的だったというお話をしました。こちら
記憶を辿ってると、色々な魂揺さぶられる音楽体験を思い出したので綴ってみようと思います
私が住んでいた場所は、カリフォルニア州サンディエゴのHillcrestという町。
近隣に、BalboaParkという大きな公園がありました。
良くそこへ散歩に行ったりしていたのですが、ある日両腕のないギタリストが路上ライブしていました。
思わず引き込まれた私。
道行く人々も立ち止まったりしていましたが、ずーっと観ていた私に彼は笑顔で、
How was today?
と訊いてきました。
その頃はお金のことや語学のこと、これからの進路など悩みもたくさんあったのですが、思わず
Amazing.
と答えていました。
彼は足でギターを弾き語りできるようになるまでにどんな道のりを辿ってきたのだろう。どれだけ練習したのだろう?マイクもアンプもたった1人で設置したのかな?普段はどんな生活してる?
不便さに悲嘆に暮れながら生活し、福祉サービスの質の低さに不満を言いながら引きこもることもできる。
なのにこの人は心から幸せそうに演奏してる。それが衝撃でした。
自分の人生の限られた時間。今、幸せ?不幸?感じ方は自分次第。
生活していれば、色んなストレスや腹の立つこともたくさんあります。だけど、その根底にある幸せを見つめてみよう。
彼の演奏を聴いただけで、こんなにたくさんの重要なことに気づかされたのです。
動画がyoutubeにありました。こちらたまに見ては元気をもらってます。
心に訴えかける演奏。
本当にあるんだな。
演奏は一瞬だけど記憶は一生モノでした。