夕方になる前に2回目の散歩に行ってきました。
散歩道の一角では色づいた銀杏を背景に写真を撮る人が結構います。
坂を上った所で市の職員に会いましたが、散乱したゴミを回収中で、まなが歩み寄るとゴム手袋を外して、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
おじさんの表情が和らいだね。
私「黄色は初めてです。
後ろ足のカミカミをさせないようにと保護服を着せているんですけど」
私「そうですね。
それは仕方がないです」
おじさんは苦情が入る前に周りを見に行ったり、ビニール袋や伐採した木の枝の回収をしながら、ゴミの回収もしていると言っていました。
「常識の無い人が結構おるね〜」と、溜め息をつきっぱなしでした。
木陰に向かおうとすると例の飼い主に遭遇しましたが、ほぼ同時に通りかかった年配女性に声をかけられ、まなはマルチーズも飼い主もスルーでした。
(前から眼中にないようです)
年配女性は以前、犬が居たそうです。
「私も歳で、犬とはもう暮らせんからね〜」と言いながら、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
その後に、近所に居たおじさんが車で通りかかり「こんにちは。
まなちゃん、またね👋」と声をかけてくれて、そのまま去って行きました。
坂を下り、西に向かう途中から、まなの歩く速度が上がりました。
前方に大きな緑の袋が置かれ、枯れ枝が積み重ねられていましたが、程なくして、柴犬が好きなおじさんが枯れ枝を抱えて石段を降りてきました。
まなは軽く尻尾を振りつつ、おじさんに向かってまっしぐらでした。
おじさんは「散歩やな、また派手な服を着とるな〜」と笑いながら、まなの耳の後ろを撫でてくれました。
「後ろ足のカミカミをさせないように保護服を着せているんです」と言うと服に手をやり、サラッとした手触りをしとるな〜と驚いていました。
おじさんが再び石段を上って行きましたが、別の場所で手際が良いおじさんが休憩中で、おじさんにも耳の後ろを撫でて貰ったね。
少し経って気さくなおじさんが枯れ枝を入れた袋を引きずりながら、石段を降りて来るのが見えました。
まなは気さくなおじさんの姿を目にして、また尻尾を振りつつ、おじさんに向かってまっしぐらでした。

おじさんは目を見開いて「うわっ、目が覚めるような黄色い服を着とるな」と驚きつつ、笑いながらゴム手袋を外し、まなの傍に来てくれました。
まなは今日はツンデレを発動せずで、おじさんに撫でて貰う気満々でした。
私「まなには似合わないと思って敬遠していたんです。
ピンクを考えたりもしたんですが」
おじさんに耳の後ろや背中を撫でて貰い、まなは気持ちが良さそうに身体を伸ばしていました。
おじさんもニコニコしていたね
作業が終わって皆が事務所に戻る時、まなを見て気さくなおじさんが「その黄色い服はブルース・リーみたいや」と言っていましたが柴犬が好きなおじさん、手際が良いおじさんも同じ事を思ったそうです。
3人が「またな👋」と事務所に戻るのを見届け、再び坂を上りました。
夕方を迎え、年配のおじさんが事務所から出てきました。
おじさんは、ちょうど各礼拝室の鍵を閉めに行くところでした。
「まなちゃん、散歩やね」と、まなの耳の後ろを撫でてくれましたが、まなが傍に寄り添うと、おじさんの表情が和らいでいました。
礼拝室を閉める時間が決まっていて、その通りに定時に閉めても文句を言われる事があるそうです。
おじさん達も大変ですね
礼拝室の鍵を閉め終わり、おじさんが「まなちゃん、バイバイ👋」と事務所に戻るのを見届け、家に帰りました。
今日も優しい人に会えて良かったね。




