Hallo
みなさま
全然更新できていなくて本当にすみません(;ω;)
なぜか絵文字見れなくて変な絵文字ばっかりです。すみません。
気が付けばブログ開設2周年を1ヶ月も過ぎてました…
(今更1人でパチパチ👏)
最初はなんのために書こうとか、なに書こう、うーん
っていう感じでしたが、たまに自分のブログを読み返したりて、割となんでも本音で書いてきたのでこの頃はこんな風に感じていたんだとか色々思うことができたし、何より覚えているつもりでも意外と忘れていることが多く、しっかりこの2年間綴ってきて本当によかったなと思ってます!
今となってはブログは一つの財産!
人生において貴重な留学期間をちゃんと書き残しておいて本当によかったと思っています。
これからも不定期ではありますが、頑張って続けます。
とながーーくなりましたが、さてさていきます。
今日の本題。
去年のイタリア🇮🇹EUTERPE 国際以来の久々のコンクール
今回は初めて行ったクロアチア🇭🇷
現在のクロアチアの首都ザグレブからバスで1時間半の場所に、クロアチアの古都「ヴァラジュディン」という街があります。
今回はこの街でコンクールでした
ザグレブの空港✈️
預け荷物の追加料金を払いたくなかったので身軽で来ました。
ヴァラジュディンのバスターミナルを降りて今回のアパートに行く道中で会場となる音楽学校に到着。
学校の前には大きなコンクールの看板。
学校はピンクでとっても可愛かった
普段レッスンに使っている場所が私たち参加者の練習室として使わせて貰えるのですが、とっても良くて、練習しやすかったな〜
この日は夕方にヴァラジュディンに着いて、練習して寝て翌日が一次。
練習室での練習と、ホールリハが10分。
今回はヤマハとスタインウェイの二台から自由に選択するシステム。
今回はヤマハを選択しました。
後で学校の方に聞くとヤマハは、最近新しく入ったグランドピアノ(フルコンです!)だったそう。
鍵盤の状態がどれも均一で、響きすぎずとても良いピアノでした。
今回は一次予選では
バッハの平均律より一曲
エチュードを一つ自由選択
自由曲一曲
という縛りがあるプログラム。
本番の直前は本当に緊張しましたが、本番は逆に冷静さもありつつ良く弾けたように思います。
ですがコンクールは何が起こるかわからないので軽く休憩してまた二次のために練習。
すると掲示板にファイナリストが張り出されていて、名前がありました!
こういうプログラムに規制があるコンクールはどうしても比較されているという気持ちが大きくて無駄に緊張してしまい、国際コンクールになってからは通ったことがなかったのですが、今回ようやく通過することができて自分の中では一つ乗り越えた気分でした。
さてさてファイルは翌朝8時からホールリハ、9時から審査開始。
一次は夕方というか夜に演奏したので、すぐに切り替えて演奏しないといけませんでした。
(というより睡眠時間…!)
こんなこともちろん生まれて初めて。
でもこの経験ができる事に感謝してファイナルも演奏しました。
ファイナルは
ベートーヴェンのソナタ一つ。
自由曲
今回は
ベートーヴェンOp.109
S.バーバー ソナタ
をセレクト。
国際コンクールでバーバーを演奏できる喜び!(私の大好きな曲です。)
演奏は一次がかなり集中できたので、それに比べると少しな…
という感じで終わった後は少し落ち込みましたが、参加者の日本人でとりあえず打ち上げにということでビールを🍻
なんとこの私がコンクールのストレスで体調を壊したお陰?で、1週間も断酒していたのです!!笑
初めて飲むクロアチアビール、とっても美味しかった!!
なかなかのクオリティでした!!最高
こうして話していると知らない番号から電話があり、出るとコンクールの事務局から。
「今回三位以内には入りませんでしたが、とても僅差だったということで、審査員の方々より特別賞が授与されます!おめでとうございます!」
という電話でした。
僅差だったら順位に入れてくれよ(←)
と思いましたが、あとあと審査員の先生に聞くと1位〜3位はコンクール側の意向で必ず1人ということで、でも点数は本当に僅差だったので審査員の方々の発案で急遽審査員特別賞を作るということになったそうで、名目は
「特に素晴らしかったバロック演奏者に贈る」
賞だそうです。
ファイナルでは一次ほどの演奏ができなかったのでとても落ち込んでいましたが、それでも僅差で、急遽特別賞を作って頂けたことは本当に嬉しかったです。
というわけで夜は受賞者コンサート
(ビール飲んでるけど!!!)
ホールにはヴァラジュディンのテレビ局も来ていて、沢山の方々に見守られながらの授賞式でした。
審査員の方々や、他の受賞者の方々と!
三位のえりちゃん、本当におめでとう!
一緒に受けた日本人の方で、歳も同じ、考え方も良く似ていて、一緒にこの過酷な期間を乗り越えて、自分のことのように嬉しかった
この後演奏会になり、私はバロックの特別賞だったので、もちろん一次のバッハを演奏しました。
コンクール前に練りに練ったのでこうして賞を頂けたのは本当に嬉しかったです。
ドイツに来る前はバロック音楽なんて蚊帳の外だった私ですが、ドイツで沢山のバロック音楽の演奏会や研究者の方々に会い、今では本当にもっと勉強したい分野でもあります。
朝早かったのでもう限界で、すっかり疲れていましたがこの後関係者の方々との食事会があり、ヘッットヘトで帰りました。
今回のコンクールは地元メディアが来ていたので、翌日にはニュースになり、私も見出しの写真に載りました
帰りは朝イチ、ヴァラジュディンを出て、夜にはヴュルツブルクに到着。
日本から帰って来て本当に用意、そしてコンクール期間と日数にしては短いのに本当に長い期間でした
でも自分の目標も一つ達成できた事に加え、自分の新たな可能性も見つけられたので、それは大きな収穫でした。
お世話になった方々、本当にありがとうございました。
次はほとんどしてないけど観光編まとめます!笑
ヤマハちゃん、本当にありがとう!!
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