南三陸 平磯漁港さんのお手伝い
4月26日
初めて南三陸ボランティアセンターで登録をし、お手伝いに参加させていただきました。
何もかもが初めてだったので、持ち物や格好など準備不足でした。。
はじめから、色々知る事ができて勉強になりました!
ほとんどのボランティアセンターは、団体じゃないとなかなか受け入れが難しいようなのですが、南三陸ボランティアセンターは個人でも受け入れてくれます。
地方から一人で来る方もたくさん居たので、そういうことも初めて知ることができました。
受付が終わると、どこにお手伝いに行くか振り分けられます。
私は「平磯漁港」さんで、ワカメの出荷作業のお手伝いでした。
今がとっても忙しい時期のようです。
漁港に着くと、「めかぶ」と「わかめ」に分かれての作業が始まっていました。
私は「わかめ」の方へ行き、おばあちゃん達に教えてもらいながら茹でてしぼってあるわかめの長さをそろえて箱に入れる作業です。
とっても元気なおばあちゃん達との作業は本当に楽しかったです!
午前中の休憩の時、めかぶを食べさせてくれるという事で行ってみると、すごい衝撃を受けました!

これが「めかぶ」!!!
そしてこれをそのまま熱湯に入れてしゃぶしゃぶ

あっという間に緑色になりましたぁ~!!

売っている「めかぶ」しか食べたことがなかったのでびっくりしましたが、このまま食べる「めかぶ」はとっても美味しかったです。
みんなで和気あいあいおしゃべりをし、また作業に戻りました。
おじいちゃん・おばあちゃんが多いのですが、今はどんなボランティアさんが来るか楽しみにしているそうです。
お話してても本当に楽しそうにしていたので、私も嬉しくなりました!
午後は「めかぶ」の作業が終わったら、みんな「わかめ」の作業に取りかかります。
みんなでやると進みも早いし、会話も弾みます。


方言で話されると、私も聞き返してしまいます(笑)
お話していると、震災当日のお話をしてくださった方もいました。
やはり今でもお話できない方もいらっしゃると思いますが、前向きになってその時の様子を詳しく話してくださる方もたくさんいらっしゃいます。
これからは心のケアが本当に重要だなと改めて感じました。
こうして色んなお話も聞く事ができましたし、笑顔を見れた事が本当に嬉しかったです。
そして和やかな雰囲気で作業が進む中、たくさんあった「わかめ」があっという間に無くなりました!
15キロの箱が150箱くらいありましたが、すぐに出荷。
南三陸のわかめは本当に美味しいです☆
最後にわかめをお土産にいただきましたが、私のは特別に茎わかめのリボンまで付けてくださいました☆


このような作業もなかなか出来ない貴重な体験でしたし、南三陸の方々と触れ合う事が出来て本当に良かったです。
まだまだ大変な状況ですが、皆さん前向きに頑張っていらっしゃいます。
全国の皆さんも、復興はこれからだという事を忘れないで下さいね。
