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色彩・コミュニケーショントレーナー
の山田奈生子です。
昼間の日差しはまだ少し強くて眩しいですが、
朝夕はすっかり涼しくなりました。
秋本番ですね。
興味のあることに夢中になるにはよい季節。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか
私は、
芸術の秋さながら、
いろいろな展覧会に行こうと計画中です。
少し前、
日本橋高島屋
【生誕120年記念 デザイナー 芹沢銈介の世界展】
に行ってきました。
「色」とそんなふうに表現するんだ！という「模様」が、
意表をついていて面白かったよ、
という友人の口コミで、
早速翌日出かけました。
私は学生時代、
美術史や民俗を専攻していたこともあり、
のれん、屏風、着物、うちわなど、
大衆的なものに表現された、
洗練された美、
にはとても興味があります。
デザイナーの視点と、
造形するパワーが、
面白かったです。
そして。
いいな！とピンときた絵は、
なぜか、
青ばかり。
手にした絵葉書をみて、
気づきました。
①筍文のれん（部分）1955頃
②晴雨二曲屏風（雨） 1962
③御瀧図のれん 1962
意識して選んだ、
赤。
④飛の字のれん 1968
たぶん、
青ばかり気になったのは、
バタバタと慌ただしかったので、
焦る気持ちに対して、
客観的に、
冷静に静逸に、
落ち着いてね！
という、もうひとりの自分からのメッセージ。
追い込まれてるなぁ、
と思いました。
苦笑。
でも、
実は今も、
絵葉書の青をみると、
ほっとします。
青で、
バランスをとる感覚、
まだ続きそうです。
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