そうして、魚住先生の治療を週に1~2回受けて行くことになりました。

ぴょん太の体の熱も、施術を受けるごとに抜けていき、「氷持ってきて。」とか「足が熱くて眠れない。」と言うことが少なくなってきました。

 

一ヶ月ほどして、先生が

「ぴょん太くんの体は、入ってきた余分な熱を、逃していくことができるようになってきました。

次は、体が栄養を吸収しやすくなるようにしていきます。

ぴょん太くんの体は、今病気のせいで、エネルギーを非常に消耗してしまっているし、溜まりにくい状態です。

ぴょん太くんの場合、エネルギーが十分に溜まってくると、やる気も出てきて治っていきます。

今はとにかく何でも食べれる時に、食べれる物をどんどん食べてください。

朝起きてすぐにご飯を食べられるかどうかが、回復の目安の一つです。・・・」

と言われました。

また、頻脈は血液が少なくなったことでも起こっていて、血液を増やすことが大事・・・とのことでした。

 

それから、エネルギーは目を使うことによってかなり消耗してしまうとのことで、ゲームや画面はできるだけ減らした方が本当は良いとのことでした。

けれども、その時のぴょん太に画面を制限することは難しく・・・

まだ朝は起きられないし食欲もないので、1日2食な感じで、エネルギーが貯まるには時間がかかりそうでした。

 

けれども、魚住先生の施術を受けた後は、必ず食欲が増しましたし、ぴょん太の症状は、波があるものの、ゆるやかに確実に底上げされていきました。

 

頻脈についてですが、

ぴょん太は小さい頃から偏食が激しく、食にあまり興味がありませんでした。

決まった時間に、出された物だけ食べ、お友達と遊ぶ時におやつを出しても、食べるよりゲームする方がいいという感じで、スナック菓子に手をつけることもほとんどありませんでした。

 

あと、果物が苦手・・・給食以外で食べることがほとんどありませんでした。

みかんとりんごだけは辛うじて、私がしつこく言ってやっと食べる感じでした。

いちごやさくらんぼも大嫌い・・・人生損してるなー・・・といつも残念に思っていました。

 

余談になりましたが、そういうこともあって、成長期にあたり、栄養や血が足りなくなってきたのかもしれないと思いました。

 

それで、奥様の魚住理恵先生の栄養カウンセリングも申し込むことにしました。

 

理恵先生は、管理栄養士としてご活躍ですが、とても親しみやすく、同じ目線で話してくださいます。

食事一食につき、タンパク質は手のひらに乗るくらい、野菜は両手に乗るくらい、温野菜なら片手くらいを目安に。汁物を具だくさんにしては?

鉄分は、赤身の魚、ぶりの赤身、青魚・・・鉄のフライパンを使うのも良いですよ・・・

などなど・・・ぴょん太の状況をふまえつつ、不器用で、面倒くさがりな私にも、すぐに取り入れやすい内容を選んでくださり、安心感を与えてくださいました。

理恵先生からいただいたアドバイスも、ぴょん太が回復していくにあたって欠かせないものとなりました。

 

わかっていたつもりだけれど、食育がどんなに大事なことか・・・

私の食に対する意識が、ぴょん太の体に直結することを痛感させられました。