今年の夏も色々ありました。

色々ありましたが、色々なかった夏でした。


そんな中、今年の夏は、ダンス創作に向き合うべく、面識もないのに、
元・水と油のじゅんじゅんさんのクリエーション・ワークショップを受講しました。

結果、未だにダンスって、よく分からないんですが、
「おしゃれ紳士」としてやってきた事、
「ユマニネマ」としてやってきた事、
それからfonte projectや三十路(WINKS)始め、多くの方々と一緒に創ってきた事、
どれも自分なんだと再認識する夏になりました。

後、やっぱりお客様の笑顔を見るのが好きなんだなという事もしみじみ感じました。

それ以上の何かを伝えたい欲求もあるから、
まだまだ模索を続けるのだと思いますが。

でも一つ一つ自分を知る事が大切なんだなと実感する今日この頃。

昨日オフィスに出勤してから早三十数時間…。
帰る前についつい書いてしまいました。

何だか凄く不安定な夏だったけど、
とても有意義な夏でもあった気がします。

そのワークショップのショーイング用に自分が創作したダンスの映像を
じゅんじゅんさんにYoutubeにアップしてもらいました。

自分の今回のソロダンスは、
アメリカの作家「バリー・ユアグロー"Barry Yourgrau"」によって書かれた「乙女"Demoiselle"」という短編小説をベースにしています。
そのテキストは「"A Man Jumps Out of an Airplane"」という短編集に載っている作品です。

このテキストを含めた五篇からダンスのベースとする作品を決めるのですが、
自分は、ワークショップ中、一巡したあげく前日まで2つの候補で迷っていました。

結果は「ユマニネマ」としてやってきたテキストベースの解釈と、
おしゃれ紳士的な茶番感の中間色のような感じです。

パフォーマーとしても
おしゃれ紳士の時やfonte projectの時とも違うし
三十路でクマやった時ともまた違う感覚の中で
泳いだ感じです。

それが何なのかはよく分かっていませんが、
それが自分を探すという事なのでしょうか。

自分のダンスシーンはタイムライン上の5分20秒から始まります。
自分の作品の前は、元ク・ナウカの女優さん寺内亜矢子さんによる「乙女」の朗読です。
是非朗読と共に、作品をご覧頂ければ幸いです。

夏の終わりに。