小学校か中学校の頃、

毎日星を観測していたことがあります。

星と言っても、

北極星を中心に、北斗七星、カシオペア座が動いていく様を裸眼で見ていただけで、

それをノートか何かに記録していたんだと思います。

秋の空気が澄んだ今頃、星がきれいに見える時季だったんじゃないかな。

始めた理由も覚えていないし、ただの個人的な楽しみとしてやっていただけのはず。

どういう訳かそれを学校に提出していたらしく、

ある授業のとき、先生から発表するよう求められました。

事前の連絡もなしに、です。

発表とかとにかく苦手な私は、

テンパりつつ皆の前に立って、あたふたしながら小声でなんとかしゃべったんでしょう。

ただの星座観測が少し苦い思い出をともなってしまいした。

でも、あの頃、星座観測をしていたことは

それ自体はいい思い出で、

きれいな星を見ると、北斗七星とカシオペア座を探します。

その頃の家や近所の様子、そんな景色も浮かび、

懐かしく思い出しました。

星がきれいな季節。

久しぶりに空を見上げてみようかな。