みなさん、メリークリスマス
いよいよ今年最後の週となりました。
2023年最後の週はお金の本質のお話です。
まず、原則として、お金は『貸借の証(借用書)』なのです。
ここにそもそもパラダイムシフトが必要かもしれませんが、実は現在のお金そのものには価値がある訳ではないのです。
以前のお金は『金』であり、紙幣も『兌換紙幣』といって、金と交換できました。
が、今は違います。
単に日本銀行の紙を、皆が同じ価値として共有しているだけです。
そして以前は『金』を新たに掘り出さないと新たな貨幣は作れませんでしたが、今は信用創造することが可能です。
つまり、借用書を書けば、お金が創造できるということです。
事実、みなさんが銀行に行って家や車のローン(借用書)を書いた瞬間に預金額が増えるように、国も国債という借用書を書いて、預金を創造して出費しています。
そしてお金はこのように『貸借の証』ですので、『誰かの資産=誰かの負債』になりますので、全て集めるとプラスマイナスゼロになります。
つまり言い換えると政府の負債は、我々の資産になるのです。
なのに、政治家もマスコミも財務省の力に屈服して、必死に政府の赤字を減らそうとしています。
政府の赤字を減らす…つまり、我々の黒字を減らす方向です。
しかも金持ちを減税して、庶民からは増税…
本当にタチが悪すぎますね。
日本でも格差が拡大し続けています。
ではなぜ、このように歪んでしまったのか…
その答えは、やはり財務省の『増税すると出世する』という仕組みにありそうです。
国税局も傘下に持つ、絶大なパワーの財務省
財務省をまともに正すためにも、まともな政治家を我々一人一人が選ぶ必要がありますね。
みなさん、よいお年をお迎えください
【参考情報】
日本銀行 資金循環統計データ