おすすめの本を一冊挙げろと言われれば、シャイン博士が書いた『問いかける技術』を挙げたい。
それは、いまの時代、理詰めで相手を説得する交渉術、プレゼンテーションスキルは通用しなくなってきているからだ。
なぜか?
それらは、もっぱら自分が「話す」ことになっているからだ。
それでは、なぜ自分が「話す」ことが中心になっていると、いけないのか?
文化が多様化していきているからである。
あなたの職場や得意先の職場を思い浮かべてもらいたい。
そこには、さまざまな職務の人もいれば、さまざまな文化のなかで育った人がいる。
中途入社の方もいれば、外国の方もいるかもしれない。
また、仕事も複雑化し、多くの人が関係しながら進めている。
つまり、みんなで相互に依存しあいながらやっているというのが、いまの社会であり組織でもあるのだ。
そんな社会や組織では、「話す」ことより、「聞く」ことが大事なのだ。
相手に問いかけることで、情報を得ながら進めていくことが必要なのだ。
興味深いことは、交渉術も、プレゼンテーションスキルも、みな、欧米から入ってきたものだ。
その本家本元のアメリカで、「問いかける技術」が議論になり、話題になり、本になり、読まれ、日本でも出版されているということである。
本の紹介はHPに掲載しています
https://shinyuri-souken.com/?honnosyoukai=humble-inquiry
(本の紹介:『問いかける技術』)
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