私は、新宿から小田急線に乗るとき、いつも自分を試している。
私は快速で座って行きたいと思い、電車を待つ人の列に加わる。
ところが、私が並ぶ順番は、いつも座っていけるかどうか微妙な位置なのだ。
入線した電車の扉が開くや否や、みんな椅子を目指しなだれ込む。
そして、座れればほっとするが、座れなかったときは「なんて、ついてないんだろう」と思う。
しかし、冷静になって考えれば、ホームをはさんで、この電車の前に走る快速は、まだ出発していないことに気づく。
座れなかったとき、私はくるりと向きを変え、前の電車に乗る。
もちろん、その電車で座れることはないが、目的地まで早く着くことができる。
それに、つり革をつかまりながら、とりとめのない考えに頭を委ねるのも、悪くはない。
これが、私の二段構え作戦である。
同様なことは、思いを馳せたレストランに行ってはみたが、その店が休みだったということもよくある話である。
そんなときほど、がっかりすることはない。家に帰りたくなる。
しかし、二段構え作戦で行けば、「あのレストランもあるぞ」となる。
そして、行ってみて、むしろ本命のレストランより満足することもある。
そんなこともあり、私は選択肢をなるべく狭めないように自分を試している。
選択肢が少ないと、がっかりしたり、イライラしたり、腹を立てたり、ろくなことがないからである。
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