胸ガイを付けてみました | 馬森(まもり)牧場  千葉県南房総市・馬を感じる体験牧場

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冷たい風の吹く朝。

早起き出来たので、魔鏡と化したリビングの大掃除に取り掛かります。

ついでにキンリョウヘンの鉢を全部寝室に入れてみました。

ほとんどが植え替えたばかりですが、早熟な株は咲くかも知れません。

ドウに軽乗鞍(けいじょうあん)を付けたら、胸ガイという鞍ずれを防ぐ馬具が倉庫にあることを思い出しました。

いつ買ったのかすら覚えていないほど古いものですが、早速ポンチでベルト穴を開け、Google先生で付け方を検索しつつ試着していたら・・

その間ずーっと立っていたドウ、繋ぐのを忘れていました!

すぐ後ろにニンジンがあるのにじっとできて、偉い馬です。

 

マルタンという手綱を通すパーツは必要ないので後で外すことにしました。

首の部分は鬐甲(きこう)から拳ひとつ分あけると良いとのこと、改めて穴を開けて調整します。

 

重心が後ろ肢に移り始めたシャインの背中越しに

お向かいの黒毛和牛が良く見えます。

遠くでかすかにカエルの声も聞こえました。

全頭、4本の竹を楽に越えられるようになったので

枯れた孟宗竹を切り出しておきました。

田舎はトレーニング素材が楽に手に入ります😊

馬の頭に当たる杉の枝もカットして、焚き火用に回収。

真上に引っかかっている枯れ枝。

人馬に影響なく落ちてくれますように。

あれがいきなり頭上からバキバキ音を立てて落ちてきたら、どんなにおとなしい馬でも驚いてしまいます😅

人間は「びっくりしたなあ」という驚きレベルでも、馬にとっては「喰われる!!」くらいの恐怖になり、反射的に走ってしまうのです。

 

ラスト、モミジのトレーニングを眺めるパンダ。

モミジはスイッチが過敏なところがあり

手を上げただけでギャロップ(4本足が全て宙に浮く)が出てしまうことがあります。

落ち着いた速足からぽこたん、ぽこたんというゆっくりした駆足までをコントロールしていきます。

馬ふんかきを終えて、見事なグラデーションの日没。

富山のシルエットは馬の鬐甲に似ていますね。

明日はまとまった雨の予報。

作業もトレーニングも捗り、骨休めにします。