干し草ならぬ “焼け草”  緑のジャングルも一夜で乾いた大地に | 馬森(まもり)牧場  千葉県南房総市・馬を感じる体験牧場

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海の近い、予約制の小さな牧場です。体験乗馬ほか外乗・はだか馬・馬のマッサージ・宿泊・撮影プランもご用意。
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夜のうちに小雨が降ってしまい、朝の草積みは延期。

湿度が高く、ぼんやり霞んだ世界です。

イノシシに掘られて数を減らしているヤマユリが、牧場入り口に新たな花を付けました♪

調べてみたら、開花まで6~7年かかるそうですが種から増やせるそうです。

昨日のお礼をしに館山へ。

「今日は割と涼しいかな」と思っていても、車の温度計は35度!

海風の抜ける牧場へ戻ると32度まで下がりますけれど、それでもまだ激しい外作業を続けられる時間ではありません。

 

4時からツナギを来て外へ。

4歳4か月、まだ音を立てて乳を飲むコメリ。

朝の草積みに使わなかった体力でメリー、ドウ、ナックル、モミジの削蹄です。

各種成分たっぷりの土手草と海風のおかげか、みな元気いっぱい!

梅雨明けは蹄が乾燥し、硬くなるので削蹄回数も減ります。

一番硬いのがラバのコメリでほぼ削蹄いらず、次いで与那国系のナックル。

画像はナックルの前足、軽く外周を整えるだけで終わりです。

昨日の朝に刈ったクズまじりの土手草は

一夜でからからに。

ヤギも牛も馬も好む、甘みのあるつる草です。

マメ科のつる草やクローバーなどの単一植物をおなか一杯与えてしまうと事故が起きることがありますが、いろいろな草が混じった土手草なら大丈夫。
多少の毒草が入っていてもちゃんと避けますし、少量なら中毒にまでは至りません。

新鮮な青草を主食にすると真夏でも水をほとんど飲まず、乾かした土手草なら塩の消費量も少なくなります。

わたくしの体力さえあれば馬たちは健康的に過ごせ、とても経済的なのです(*゚ー゚)

 

高気温にさらされたイネ科の草は、茶色く焼けたようになります。

まるで“焼け草”!

上をめくるとやや緑色。

気温と湿度が低い5月ごろなら、緑色を保ったまま乾かせます。

久々に見つけた、カヤネズミの巣。

高気温でボロボロになっていました。

今年は草を刈る回数が多いため、あまり見かけません。

夜はまた雨が降るそうなので、急いで3往復。

昨日こんなだった緑のジャングルが

わずか一日で焼け草の野に変わります。

整地で1本だけ残した名を知らぬ木がずいぶん育ってきました。

このあたりも何年か前までにはうっそうとした森で、1本づつ伐採して土地を平らにならしたのです。

横に張り出した枝にはそろそろブランコをかけられそうです。

日没前には、山全体が再びミストで覆われました。

例年なら真夏でもこんな天気なら涼しいのですけれど、災害レベルの暑さの今年はまだ蒸し暑いです。

移住してきた2007年には
「このあたりはエアコンのない家が多い」と言われ、住んでみて納得しましたけれど、さすがに今年はエアコンなしではきついですね。

塩をきつめにかけたスイカを食べて水分補給完了。

 

明日は雨と台風の準備、夕方から乗馬。

まとまった雨が降って角馬場の地面が絞まっていくごとに、秋冬の楽しみが膨らみます。

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