【観劇】ままごと『わが星』3回目 | 演劇とか それを取り巻く人たちとか

演劇とか それを取り巻く人たちとか

ほぼ個人的な観劇日記に。
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実は行ってました3回目。
確かめに。
どちらかと言うとチラシの裏的な話ですが。

東京公演が無事に終わったし、自分もやっと落ち着いてきたので簡単に。

劇場での当日券狙いで開場時間にはかなりの列が出来ていました。
数えてはいないけど、20~30人は追加で入っていた気がします。
かなり当日対応に余裕はありそうと思っていたら最終週は入れない人が結構出てたみたいですね、どひゃーヽ('ー`)ノ

もし一本、人に奨める作品を選ぶならば、これだ、と思っていました。
特に観劇初めての人でも楽しめるのはこれじゃないかと。
今回再々演ですが、DVDでしか観たことなかったのですけどね。


3回目を観に行く間に色々な事がありました。
自分にとっては正直、痛いことばかりでうろたえた様を結構撒き散らしていたと思います。

これこれこういう事で、と細かく説明する様な事ではないし、恐らく説明もできないのですが。
まあその自分の言葉の悪さが招いた事だろうとか色々考えつつ。


最もクリティカルな部分は置いておいて、先ず衝撃だったのは個人的に奨めた人には全く合わなかったと言うこと。
そりゃ合う合わないはあるので、仕方ないのですが正直想定外で、奨めるという行為がとても怖くなりました。
自分の中で「一番観て貰いたい人」を思い浮かべて周りに奨めていたのですが、「その人」も良く受け取らなかったらどうしよう、と。
まあ、どうもこうもないのですけどね。
「あ、だから自分の言葉は届かないのか」という飛躍。

基本的に同じ舞台を観て、人によって感じかたが違うのは普段全然楽しめる方だと思います。

ままごと「わが星」も一定数合わなかったという声はあって、どころかかなり強い反発を感じた人もいた様です。

批評として、いや、そこまで言葉に出来るのは凄いと思うレベルで「合わなかった」理由を記されてるのを幾つか目にしました。
なるほどなー、等と思いつつ、ちょっと
印象として思ったのは

「再々演だし、戯曲も広く公開されているので研究され尽くされた強豪校」みたいな(謎)

観る前からこう論述してやろう、という先入観を持ってた人もいたんじゃないか、と勘繰ってしまったり。

あと、絶賛する人を貶める様な、呪う様なのも目に入って来ていましたね。
これは流石に勘弁してくれ、と思って見ていました。
それをやってしまうとやっぱり害悪でしか無くなる。

個人的には賛否どちらの意見も分かるフラットな状態にいれたらと思っています。
勿論、自分の好みはあった上で。
要は、例えば自分が賛の時に、否の理由が分からないと、それは危険な状態なんじゃないかなぁと。
それは理想で、なかなか難しいですが。

それこそ、「人に奨めるという事」この為に改めて考えなきゃいけない部分だと思う。


ただ、自分はどうやら批評そのものがあまり好きではないと今、感じています。
シンプルに「演劇を観に行きたいと思わせる」は批評の中には無いのかな、と。
真面目に考えた事がないのですが、批評は飽くまでも演劇を楽しむ事を既に知っている人の為のものになるんですかね。

批評は「小難しい、頭の良い人の言葉」と乱暴でひねくれた考えもあると思います(笑)

自分が書きたいものを改めて考えた時、やっぱり劇場に足を運びたくなる事を書きたいかなぁ。。。
それがどういうものなのかが分かっていないのでしょう。
うーん、なんだろう、やっぱり感想?
感想なのか?

大事に思っても伝わらない言葉しか持たない自分に果たして出きるものか、という絶望にもぶち当たりますが。


3回目の観劇で思った事。
いつもの様に。

観劇時の自分の精神状況って大事だなぁ。
正直、前2回に比べて感動は半減くらいしてたと思う。
これは本当に個人的な事で、劇場に楽しむ気持ちを持ってこなかったんだから当たり前ではある。
逆に言えば、そんな状態でも感じたモノがあったので、それだけ素晴らしかったんだとも言えます。

後から思ったのは、この不安定な時期に観た他の観劇、幸いにして面白く感じたモノばかりですが、もっと面白かったのかもしれないなーと。

ちなみに観劇する事自体、暫く控えようか。。という心境でもあったのですが、観劇している時は心が軽くなるという事には気がつけたかな。と思っています。


て、いきなり脱線しましたが。

三回とも入って左手奥方向で観たのですが、それでももしかしたら場所によって聞こえ方が違ったかもしれないと感じました。
(二回最前で、三回目は後ろの方から見下ろす感じ)
後、自分は何回もDVDを観てしまっていたので、単語がかなり頭に刷り込まれていたのだろうなぁと。
劇場で初めて、だともしかしたら聞き取りにくい、戸惑いがあったかもしれないと思いました。

おばあちゃんのタメが実は気になっていました。
基本的にテンポがあるので、そこだけ間が開くのはやきもきするというか。
さらっと言ってた初演の方が好きな部分でした。

月ちゃんとの距離、ラスト間際のダンスですれ違って一瞬だけ手を繋いで、が凄く好き。
て、二回目の時にも同じこと書いてた(笑)

「~の、ままごと!」
は面白い。

逆回転して時間を戻すのは、ちょっとでいいのでやりたい。