生徒と大人の対立が痛快。
大人が分が悪く、カッコ悪い、でもその歩み寄りがたまらない。
良すぎた、かなり好みだったので、台詞が入っていないのは気になり過ぎた。
討論で噛んだとしてもそれは不自然じゃないけど、台詞忘れは臭わせないで。
そんなもの気にならないくらい良かったという人がいても分かる。
ただ、それが無かったらもう一段上に、手放しで良かったと自分は想像できる。
自分が普段感じている高校生たちの突き抜けたまっすぐさと大人の馬鹿さ加減が本当に良く出ていた。
そう国旗とか国家とか、論点はそこじゃねぇんだよ、感!
大人の馬鹿さというか、自分の馬鹿さ加減にぶち当たって大袈裟に死にそう(笑)
観劇中はニヤニヤ出来るくらい面白かったのだけれど、終わった後の反動で頭が痛くて仕方なかった。
※自分の個人的な状況を思い出しただけでそういう作品という訳ではない。
卒業式にまつわる話。
あなたの事を考えながら観ました。
あなたの話してくれた事を想いながら観ました。
この演劇の不思議なタイミングってなんなんだろう。
学校モノが観たいと思って行ったのはあるけれど、今、このタイミングで観るべきものを観れた気がした。
以下、内容と一切関係無いもの。
そんなのばっかりか。
死ぬまで後悔するものをその日に置いてきてしまったと言うならば。
演劇ならば再現出来るのではないかと思った。
やり直しはきかないだろうか。
当時の卒業生と在校生の年齢だった人だけ呼んで。
恩師を呼んで。
そんな事を虚空に向けて言っているから自分はダメなんだけれども。