『信は、この世において人の最高の財である。

徳を良く実行したならば幸せをもたらす。

真実は諸々の飲料のうちで

すぐれて甘味なるものである、

明らかな知恵によって生きる人を

最上の生活者と呼ぶ。』 



こちらは仏語ですが、

信こそ、

この世を渡る貨幣である。



信なき会社はたちまち潰れる。



信を失った組織はすぐにくずれ去る。



これがこの人間社会の法則である事を

次の世代の人達と子供達に伝えたい。



特に会社の経営者や、

政治に携わる人、

そして公務員は『利よりも信を選ぶ勇気』を

『人生の戒め』として

これを持つようにするならば、

大いなる財と幸に恵まれるでしょう。



釈尊が言われるように、

信を保つ事こそ

人生の最高の財であって、

売上げを上げる為の色々な策を練る前に、

信を取り利を捨てる習慣を身につける事。



『人の繋がりでこの世は生きなければならない』

のだから、

嘘とごまかしはお店を潰す原因となります。



なんと沢山の『老舗』が消え去った事でしょう。



信を得て地域に貢献し、

品質を高めるならば、

世間は必ず応援する事を

知っておいた方がいいでしょう。



『世間は必ず応援する…』



昭和の終わり頃から

平成に至るまでのわずか数十年の間に、

わずかの利を失う事を恐れて、

利を優先し信を失った会社の

なんと多い事でしょう。



人々は学ばない。

点数と暗記で上げた地位は、

すぐにくずれてしまうでしょう。



人々はこれが法則と知らない。



また『このくらい…』と言う甘い不信の砂糖を

日頃から舐めているのかも知れません。



これはいつの時代も同じです。

 


会社も、

公の人も、

個人の人も、

恥を尊び信を選ぶ事によって、

人格は上がり会社の格とその売上げは、

やがて伸びていきます。



konishi.M