12月定例会を終えて、岩井町長は町内各地区を回り「町長と語る会」を開催しました。その中で町長は、客観的に見た東伊豆町の現状から、近未来のビジョンを訴えています。

 

私は熱川地区の4地区、片瀬・白田、奈良本、北川の語る会に参加し、町民の声に耳を傾けました。各地区で町長への期待の高さが感じられ、よい取り組みだったと思います。

 

片瀬・白田で関心が高いことがらは、やはり白田川橋の架け替え問題です。私もこの問題には一昨年の台風被害の頃から注目していました。特に国の危険度判定から「撤去相当」とされ、急に通行止めになったことで地元住民から不信感を持たれています。

 

片瀬・白田地区の様子。橋の問題で意見が交わされた。

 

白田川橋は古くからある町の主要道に架かる橋で、その後、国道はじめ川の上流下流に3橋架けられたことから、不要論もちらほら聞こえてきますが、高齢化が進み、今や医療・介護施設が集まる同地区にはなくてはならない橋です。この日もその観点から多くの質問が寄せられていました。

 

北川地区の様子。町営漁港である北川漁港の活用や修復についても意見が交わされた。

 

その他、奈良本地区、北川地区では労働力不足の問題に話が及び、町長は「特定地域づくり事業協同組合」の検討を急ぐと話し、私が12月定例会で質問したことが、前向きに検討されていることがわかりました。

 

町にとって建設的な意見であれば、前向きに評価し検討する姿勢であることがあらためてわかりました。それは、議員であっても語る会に参加された町民であっても同じだと思います。

 

その他、入湯税の値上げや学校統合、稲取高校の存続問題について質問があり、町民の教育問題への関心の高さが伺えます。皆さんの前向きな、町に激震か走るような提案をお待ちしています。

 

東伊豆町議会議員 須佐 衛

 

東伊豆町議会議員 須佐まもる