15日は議会で出前講座「認知症サポーター養成講座」を受講しました。東伊豆町では「認知症にやさしい町」をめざして啓発活動を行っていて、多くの町民が認知症への正しい知識と理解をし、住みよい地域をつくり上げていくことが大切だと考えています。

 

東伊豆町の人口は今年9月末現在、11,532人で、高齢化率は47.0%になります。静岡県の高齢化率は30%ですので、かなり高齢化が進んでいるといえます。ちなみに、県下トップは西伊豆町で、51.8%になります(東伊豆町は6番目)。

 


 

包括支援センターの職員が講師役を務めてくれました。

ところで、「認知症」とは何でしょうか。認知症は病名ではなく症状であることがいえます。症状には「中核症状」と「周辺症状」とがあり、記憶障害や理解や判断力の障害、実行機能障害が中核症状、うつや幻覚、妄想、徘徊、暴力などは周辺症状であるといわれます。

 

 


皆さんは答えられますか?一応私は全問正解でしたC= (-。- ) 

認知症の方との接し方として、心掛けることとして「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」があって、本人の話をよく聞いてあげ(傾聴)、ペースを合わせてあげることが大切であるようです。家族や社会の中で、その方に寄り添ってあげることが大切であるといいます。

 

 


議員を認知症の方と設定し、寸劇で認識を深めました。

そこで、認知症サポーターの役割として大切なのは、その方の状況や障害の程度を正しく理解してあげ、さりげなく援助ができる「人間杖」であることが大切だそうです。それは、特別な活動者ではなく、認知症の方やその家族を温かく見守る応援者という認識です。

 

私もそのことに心掛けていきたいと思います。